解説
イタリアの巨匠とスターが集って撮り上げた艶笑喜劇のオムニバスの完全版。62年の日本公開時にカットされたマリオ・モニチェッリ監督(「明日に生きる」「女たちのテーブル」)、マリサ・ソリナス主演の第3話『レンツォとルチャーナ』のエピソードも収録された。第1話『くじ引き』は「靴みがき」「鉄道員」などのヴィットリオ・デ・シーカと「ふたりの女」「プレタポルテ」のソフィア・ローレンのコンビ。第2話『アントニオ博士の誘惑』は「道」「81/2」のフェデリコ・フェリーニと「甘い生活」のアニタ・エクバーグのコンビ。第4話『仕事中』は「山猫」のルキノ・ヴィスコンティと「ルートヴィヒ」のロミー・シュナイダーのコンビ。
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ユーザーレビュー
「ボッカチオ’70 くじ引き」のストーリー
北イタリアを渡り歩く移動見世物の一団に属する射的小屋で働くゾーエ(ソフィア・ローレン)は、店の呼び物である土曜の夜の秘密のクジ引きの景品娘として客を集めていた。店のおかみさんが妊娠、そのための費用稼ぎの窮余の一策だったが大評判。ある日、ゾーエは村の若者と恋におち、初めて景品になったことを残念に思った。問題の夜、クジに当ったのは村の墓掘り人足だった。あの男に女は無用と、男たちは当りクジを譲ってくれと言うが、老母から一生の思い出にと勧められ、楽しい一刻を持とうと決心した。若者は絶望した。だがゾーエは二人だけの秘密にしておくからと約束、集めた金を与え、男に帰ってもらった。ゾーエは足を洗って若者と結婚を決意する。何も知らぬ町の人々は墓掘り人足を「今日の英雄」ともてはやした。
「ボッカチオ’70 くじ引き」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ボッカチオ’70 くじ引き」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | イタリア フランス |
製作年 | 1962 |
製作会社 | コンコルディア・チネマトグラフィカ=フランシネックス=グレイフィルム=メトロ作品 |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
音量 | モノラル |