クアトロ・ディアス
くあとろでぃあす Four Days in September- 上映日
- 1999年6月5日
- 製作国
- ブラジル
- 制作年
- 1997
- 上映時間
- 110分
- レーティング
- ジャンル
- 社会派 サスペンス・ミステリー
解説
ブラジルで実際に起こった学生グループによる米国大使誘拐事件を映画化した社会派サスペンス。監督は「未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活」「N.Y.殺人捜査線」のブルーノ・バレット。脚本は事件の首謀者だったフェルナンド・ガベイラの白伝小説を元に、レオポルド・セランが担当。製作はバレット監督の両親で「未亡人ドナ・フロールー」のルーシーとルイス・カルロスのバレット夫妻。撮影は「私が愛したグリンゴ」のフェリックス・モンティ。音楽は「グリッドロック」のスチュワート・コープランド。美術はマルコ・フラクスマン。編集はイザベラ・ラザリー。衣裳はエミリア・ダンカン。出演は本作がデビューとなるペドロ・カルドーゾ、「天使たち、悪魔たち」のアラン・アーキン、「死ぬまで愛して」のフェルナンダ・トーレス、「セントラル・ステーション」のフェルナンダ・モンテネグロほか。
ユーザーレビュー
「クアトロ・ディアス」のストーリー
1969年、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ。ジャーナリスト志望の大学生フェルナンド(ペドロ・カルドーゾ)は、友人セザル(セルメン・トロ)と10月8日革命運動(MR-8)に参加。だが、独裁政権と結託した銀行を襲撃して声明文を読み上げる計画がセザルの逮捕で失敗。リーダーのマリア(フェルナンダ・トーレス)に今はパウロと名乗るフェルナンドは米国大使エルブリック(アラン・アーキン)を誘拐を提案。別のゲリラ組織ALNからヴェテランのふたりを迎え、9月4日、計画は実行に移され、彼らはマスコミを通じて政府に15人の政治犯の釈放を要求した。政府に与えた4日間の猶予の期間、彼らの意気はあがるが近所で買い物をしたのを主婦(フェルナンダ・モンテネグロ)に目撃されてしまい、政府から手が伸びる。絶望的な状況下、パウロはマリアと親密な仲になっていく。9月7日の独立記念日。政治犯15人が要求どおり釈放され、大使は解放された。同時にゲリラはサッカーの試合後の群衆の波にまぎれ、追手から逃れた。5ヵ月後。マリアが逮捕され拷問にかけられるが、70年6月、西ドイツ大使が拉致監禁され、この身柄と引き換えにパウロを含む40人の政治犯も釈放され、彼らはアルジェリアに亡命した。
「クアトロ・ディアス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「クアトロ・ディアス」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 サスペンス・ミステリー |
製作国 | ブラジル |
製作年 | 1997 |
公開年月日 | 1999年6月5日 |
上映時間 | 110分 |
製作会社 | プロデューソ・チネマトグラフィカ・LCバレット作品 |
配給 | シネカノン |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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