解説
犯罪都市に巣食う麻薬組織に敢然と挑む親子刑事の活躍を描いたポリス・アクション。チャーリー・シーン(「フリーマネー」)とマーティン・シーン(「スポーン」)のハリウッドを代表する俳優父子が「ウォール街」以来12年ぶりに父子の役で共演(共演作は他に『ミリタリー・ブルース』(V)「ホット・スポット2」)。なお、『ガンシティ』(V)のマーティンの双子の弟ジョーも助演している。監督は本作が初の長編劇映画となるハードロック・バンド、“ポイズン”のリーダー、ブレット・マイケルズで、「フリーマネー」の製作に続き、製作総指揮もチャーリーと共同で兼任したほか、音楽も担当(カイル・レヴェルと共同)。脚本はマイケルズの原案を、彼とチャーリー・シーン、シェーン・スタンレー、ウィリアム・グーヴァ、エドワード・マスターソン。製作はアヴィ・ラーナー、エリー・サマハ、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート。撮影はアダム・ケイン。美術はマーク・フィシェーラ。編集はシェーン・スタンレー。衣裳はキャサリン・ワグナー。共演は「D.N.A.II」のマーク・ダカスコス、「殺したいほどアイ・ラヴ・ユー」のジョー・ランドーほか。
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「フル・ブラント」のストーリー
アリゾナ州フェニックス。市警の刑事ジェイク(チャーリー・シーン)は父親であるヴェテラン警部ビル(マーティン・シーン)の血を受け継ぐ熱血漢。市中ではウィルドッグ(ジョー・ランドー)とシャイ(ティナ・ニュイエン)配下の麻薬組織がのさばり、極悪非道のかぎりを尽くしていた。囮捜査官である元相棒ポール(マーク・ダカスコス)が仕掛けた取引現場に赴いたジェイクだが、何者かの密告で銃撃戦に巻き込まれ、一味は大量の麻薬を残し、ジェイクに追い詰められながらも逃亡。ところが、シャイらはジェイクの妻レベッカ(メレディス・サリンジャー)を誘拐、ブツとの交換を要求。かくして、父ビルと取引場所に出向いたジェイクは、犯罪組織と結託する警察内部の裏切り者をも巻き込んだはてのない闘争に巻き込まれていくのだった。
「フル・ブラント」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「フル・ブラント」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1998 |
公開年月日 | 1999年6月5日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | シーン・マイケルズ・プロ作品(ミレニアム・フィルムズ=ヌー・イメージ提供) |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ=ゼアリズエンタープライズ |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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