解説
ひょんなことから一緒に旅をすることになったバイカーと少女が、やがて強い愛で結ばれていく様子を描いたロードムービー。監督は、本作で原案・脚本・編集・音楽・主演の一人六役を務める高橋ジョージと、本作で監督デビューを果たしたささきまさひこのふたり。脚本は、「チャカ LONELY HITMAN」の森岡利行と、高橋ジョージ、本作が初脚本作品となる田中敬久の共同。撮影を「EKOEKO AZARAK ・ MISA THE DARK ANGEL」の西久保維宏が担当している。主演は、「ロード」の高橋ジョージと「友情 Friendship」の三船美佳の夫婦。スーパー16ミリからのブローアップ。
ユーザーレビュー
「LUCKY LODESTONE」のストーリー
自分を裏切ったかつての恋人・葉子に復讐する為、愛車・ハーレーダヴィッドソンを駆って金沢に向かっていた研一は、ひょんなことからロスからやってきた少女・悠夏と出会う。通り魔に殺された父のことを、自分が幼かった頃に別れて今は日本に暮らす母に知らせる為同じ金沢を目指している悠夏。そんな彼女を後ろに乗せて、研一のバイクは走り出す。ところがある晩、悠夏は恐ろしい夢を見てしまう。それは、研一がコンビニ強盗を働き、4WDの男たちと血みどろの喧嘩し、果てに葉子を拳銃で殺害するというものだった。果たして、彼女の見た夢はまるで予知夢のように次々と当たりそうになり、その度にトラブルを回避しようと試みる悠夏。そんな旅の中で、ふたりは次第に心を通じていくようになる。やがて、金沢に着いたふたりは別れ、目的の場所へと向かう。母親との再会を果たす悠夏。葉子の幸せな生活を知って、復讐を諦める研一。それぞれに自分の気持に決着をつけたふたりは、その後、まるで悠夏の父の形見であるラッキーロードストーン(幸運の天然磁石)に導かれるように再会を果たすと、強く純粋な愛によって結ばれるのであった。
「LUCKY LODESTONE」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「LUCKY LODESTONE」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1999 |
公開年月日 | 1999年2月13日 |
上映時間 | 82分 |
製作会社 | 映画「ラッキーロードストーン」製作委員会(エヌ・ネットワーク=オブジェプロダクション=トランプス)作品 |
配給 | べんてんムービー=ケイエスエス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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