解説
異世界を舞台に、伝説の鎧を巡って繰り広げられる戦いに巻き込まれた女子高生と若き戦士の心の成長を描いた長編ファンタジー・アニメーション。監督は「KAZU&YASU ヒーロー誕生」の赤根和樹。矢立肇と河森正治によるテレビ・シリーズをベースに、「キューティーハニーF」の山口亮太と赤根監督がシリーズとは全く違った設定・ストーリーで脚本を執筆。撮影監督に桶田一展があたっている。声の出演に、「CLOVER」の坂本真綾と「おばあちゃんの思いで」の関智一ら。
ユーザーレビュー
「ESCAFLOWNE エスカフローネ」のストーリー
生きる理由を見失っていた女子高生・ひとみは、ある日、子供の頃に夢のような体験で見た謎の男の声に導かれ、異世界・ガイアへと連れて行かれる。そんな彼女が目覚めたのは、別名・竜の鎧と呼ばれるエスカフローネという巨大な人型の鎧の胎内だった。そしてそこから現れた彼女を、アレン率いるアバハラキの一団は、翼の神と呼んだ。彼らは、彼らの国を滅ぼした黒竜族と戦う為に旅をしており、ひとみはアレンに請われるままその旅に同行することになる。ところで、その一団にはバァンという青年がいた。彼は、黒竜族に滅ぼされた国の若き王で、数少ないエスカフローネの乗り手である竜族の末裔であったが、同時に黒竜族の総帥・フォルケンの弟でもあった。一方のフォルケンは、父王が世継ぎをバァンに譲ったことに絶望し反旗を翻した非情な男で、ひとみをガイアに導いた本人だった。そんな彼にとって、ひとみは全てを破壊に導くエスカフローネを動かす力としてどうしても必要な存在。実は、エスカフローネは竜族の乗り手と翼の神の心が共鳴して初めて命が宿るのだ。刺客を送り、ひとみを奪取しようとするフォルケン。だが、アバハラキの一団と旅を続けるうち、ひとみはバァンと心を通わせるようになる。果たして、ふたりはエスカフローネを動かすことに成功。壮絶な戦いの末、フォルケンを倒し、ガイアに平和を呼び戻す。そして、冒険の中で生きる意味を見つけたひとみは、バァンと別れ元の世界に戻っていのだった。
「ESCAFLOWNE エスカフローネ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「ESCAFLOWNE エスカフローネ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ファンタジー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2000年6月24日 |
上映時間 | 95分 |
製作会社 | サンライズ=バンダイビジュアル作品 |
配給 | オメガ・プロジェクト |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2000年7月上旬夏の特別号 | 新作紹介 エスカフローネ |
2000年11月上旬特別号 | 日本映画紹介 ESCAFLOWNE〈エスカフローネ〉 |