解説
伝説の作家ウィリアム・S・バロウズの妻ジョーンに光を当てた作品。監督・脚本は「ディックの奇妙な日々」のゲイリー・ウォルコウ。撮影はサイロ・カベーロ。音楽はアーネスト・トルースト。出演は「マン・オン・ザ・ムーン」のコートニー・ラヴ、「処刑人」のノーマン・リーダス、「スウィンガーズ」のロン・リヴィングストン、「グリーンズ」のキーファー・サザーランドほか。
ユーザーレビュー
「バロウズの妻」のストーリー
1944年、ニューヨーク。ジョーン・ヴォルマー(コートニー・ラヴ)は色仕掛けで地元の薬剤師から薬剤を入手し、仲間たちとドラッグに耽る日々を送っていた。時は流れ1951年、メキシコ。ジョーンはバロウズ(キーファー・サザーランド)と結婚し子供を一人もうけながらも、セックスレスの困窮生活に直面していた。リー(サム・トラメル)という若い男に夢中になり外国旅行に行ってしまった夫への嫉妬。そんな感情に悩むジョーンの前にかつての恋人ルシアン・カー(ノーマン・リーダス)と、ルシアンへの同性愛感情に苦しむ詩人アレン・ギンズバーグ(ロン・リヴィングストン)が現われ、一緒に旅行を楽しむ。そしてルシアンから、一緒にニューヨークへ戻ってくれと愛を告白されるが、彼女は承諾しない。やがてバロウズが帰ってくる。気まずい雰囲気の中、バロウズはジョーンに、ウィリアム・テルごっこをやろうと提案する。ジョーンは頭の上にグラスを乗せ、バロウズは銃を発砲。しかし弾は誤って、ジョーンの頭を撃ち抜くのだった。
「バロウズの妻」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「バロウズの妻」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2000 |
公開年月日 | 2001年6月23日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | ミレニアム・ピクチャーズ=ペンドラゴン |
配給 | M3エンタテインメント(提供 丸紅) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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