解説
ニューヨークを舞台に、今時の日本人少女と黒人ドライヴァーが巻き起こす騒動を描いたコメディ。監督・脚本は「ジャンク・フード JUNK FOOD」の山本政志。撮影を「The Window」のマイケル・パールマンが担当している。主演は、映画初出演のT.M.スティーヴンスと仲祐賀子、「PORNOSTAR ポルノスター」の鬼丸。DVからのキネコ。
「LIMOUSINE DRIVE」のストーリー
かつて、かなりイケてたバンドのベーシストだった黒人のリムジンカー・ドライヴァー、マリークの今日の客は、ニューヨークに恋人を追って来たものの彼に女がいることを知ってやけを起こしたガングロ茶髪の日本人少女・エリ。「なんてついてない日なんだ」マリークの予感は的中し、売上金や車が盗まれた上、エリが金探しを手伝うと言って彼の部屋に転がり込んで来てしまう。翌日、離婚した妻と娘の為に養育費を払わねばならないマリークは、知り合ったパキスタン人・アクラムの露店で働くことに。だが、そのアクラムはチャイニーズ・マフィアのボス、ツィ・イーに上納金の支払いを迫られていた。そんな中、エリの紹介で、ギャング映画に憧れて渡米していた彼女の新しい恋人・ナオが、アクラムの未収金取り立ての仕事をすることになる。予想以上の働きをするナオ。その成果が認められた彼は、今度はツィ・イーの下で働くようになるのだが、その頃からエリはナオを持て余し始めるのだった。ナオから逃れる為、マリークに救いを求めるエリ。そんな彼女を、ナオは暴力をもって連れ帰ろうとする。しかしその時、ナオがツィ・イーに撃たれてしまった。ナオがツィ・イーの仲間を殺した罰だ。こうして、ナオから逃げることに成功したエリは、リムジンを取り戻したマリークと共に、ドライヴに出かけるのだった。
「LIMOUSINE DRIVE」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「LIMOUSINE DRIVE」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年5月26日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | ヒステリックグラマー=サンセントシネマワークス=アズ=トランスフォーマー=レイライン |
配給 | レイライン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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