解説
妻のひたむきな愛によって信仰の道に入った極道の再生を描く人間ドラマ。監督は「望郷」の斎藤耕一。ミッション・バラバによるノンフィクション原作を基に、「ホーム・スイートホーム」の松山善三と斎藤監督が共同で脚色。撮影を「十五才 学校IV」の長沼六男が担当している。主演は「ナイル Nile」の渡瀬恒彦。日韓合作、韓国映画振興委員会認定作品。
ユーザーレビュー
「親分はイエス様」のストーリー
山政会若頭補佐の木原勇次は、中森組との激しい抗争の日々に明け暮れていた。だが長引く抗争に次第に手打ちの気運が高まり、組に見捨てられた勇次は大阪へ身を隠すが、クスリに溺れ心身共にボロボロになってしまう。そんな彼を救ってくれたのは、教会の牧師だった。そして、それを機にクリスチャンである韓国人妻・盛愛の待つ家に戻った勇次は、贖罪の為、十字架を背負って日本を縦断したいと考えるようになり、日本縦断リバイバル十字架行進と銘打ち、故郷・鹿児島県の教会をスタート、道行く人々に罪の告白をしながら、行進を始める。途中、心に傷を抱えた民宿の主人・玉城やチンピラ、トラックの運転手が参加。また道中、宿命のライヴァル、中森組若頭補佐・島と決着をつけることにもなった。やがて、東京へ帰って来た勇次は、今度は妻の故国である韓国をゴールと決め、新たな旅立ちを決意。そしてその地へ赴いた彼は、結婚に反対していた妻の父親と会い、許しを得るのであった。
「親分はイエス様」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「親分はイエス様」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 韓国 |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年9月1日 |
上映時間 | 131分 |
製作会社 | 日本映画投資機構=グルーヴコーポレーション=韓民族世界宣教院=グルーヴキネマ東京(製作協力 キネマソウル/企画 高橋松男事務所) |
配給 | グルーヴコーポレーション(配給協力 アースライズ) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSR |
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2002年6月上旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 親分はイエス様 |