かあちゃん

かあちゃん
上映日
2001年11月10日

製作国
日本

制作年
2001
上映時間
97分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

江戸時代の貧乏長屋を舞台に、人を信じ愛することを信条とするひとりの母親を巡る人情ドラマ。監督は「どら平太」の市川崑。山本周五郎の同名短篇を基に「つる―鶴―」の和田夏十が脚色した台本に、「ホタル」の竹山洋が加筆。撮影を「どら平太」の五十畑幸勇が担当している。主演は「彼女が結婚しない理由」の岸惠子。第25回モントリオール国際映画祭コンペティション部門出品、特別功労賞(市川崑)、第25回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(岸惠子)、第14回日刊スポーツ大賞主演女優賞(岸惠子)受賞作品。
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ユーザーレビュー

「かあちゃん」のストーリー

天保末期。老中・水野忠邦による改革の効なく、江戸下層階級の窮乏は更に激化していた。そんな中、若い泥棒・勇吉は、一家6人総出で働きづめ金を貯め込んでいるという噂のおかつの家に侵入する。ところが、おかつたちが貯めている金は、3年前、生活に困った挙げ句、仕事場の帳場から盗みを働いたおかつの長男・市太の大工仲間である源さんが牢から出て来た時に、新しい仕事の元手にする為のものだったのだ。そのことをおかつから聞かされた心根の優しい勇吉は、他人の為にそこまでやるおかつたちの気持ちに感動し何も盗らずに去ろうとするが、そのままおかつに引き留められ、彼女の5人の子供たちと一緒に暮らすことになる。やがて、おかつによって身元の証の書付まで用意して貰った勇吉は、市太の紹介で職にも就いた。「俺ァ、生みの親にもこんなにされたことがなかった」。ある日、勇吉は感謝の気持ちを口にした。しかし、それを聞いたおかつは声を震わせて怒鳴った。「子として親を悪く云うような人間は大嫌いだよ!」。その言葉に、一層、人間を心底愛するおかつの心を知った勇吉は、心の中でそっと呟いた。「かあちゃん」と。

「かあちゃん」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「かあちゃん」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2001
公開年月日 2001年11月10日
上映時間 97分
製作会社 「かあちゃん」製作委員会(映像京都=日活=IMAGICA=シナノ企画)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 DTS

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