解説
不甲斐ない父と弟、AV女優の姉、3人の家族の曖昧な絆を描いた異色のホームドラマ。監督は「浪漫ポルノ」の宇治田隆史。脚本は、宇治田監督と「どんてん生活」の向井康介の共同。撮影を「地球最後の最初の男」の近藤龍人が担当している。主演は、「美人家庭教師 半熟いじり」の葉月螢と「地球最後の最初の男」の澤田俊輔、「パン屋の愛情」の古河潤一。尚、本作は大阪芸術大学の卒業生による作品特集上映『ディープ、クレイジー 映画』で公開された。モスクワ国際映画祭デビューキノタブール部門特別招待作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
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「悲しくなるほど不実な夜空に」のストーリー
96年、夏。仕事場で喧嘩をして失職した父・松男、仲間と無目的な日々を送っている弟・秀和、そしてスカトロ・ヴィデオに出演している姉・龍子は、小さなアパートに暮らす家族。ある日、仕事のことが松男にばれ、家を追い出された龍子は、AV女優を続けながらひとり暮らしを始める。しかし、再就職先が見つからない父と仕事をする気など更々ない秀和は、龍子の財布を頼りにするしかない。そんなふたりを、龍子もまた曖昧な気持ちのまま受け入れてしまう。やがて秋、3人は再び元の生活へ戻っていく。
「悲しくなるほど不実な夜空に」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「悲しくなるほど不実な夜空に」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2001年12月22日 |
上映時間 | 63分 |
製作会社 | お茶の間クラッシックス(制作協力 PLANET studyo+1) |
配給 | ビターズ・エンド=スリーピン(PLANET studyo+1 提供) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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2002年9月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 悲しくなるほど不実な夜空に |