解説
1960年代フランスのポップ・カルチャーにオマージュを捧げた青春映画。監督・脚本はこれがデビューとなるローマン・コッポラ。撮影は「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のロバート・ヨーマン。音楽はフランスの人気バンド、メロウ。美術は「ナインスゲート」のディーン・タヴォウラリス。編集は「ウーマン・オン・トップ」のレズリー・ジョーンズ。出演は「ミリオン・ダラー・ホテル」のジェレミー・デイヴィス、これがデビューとなるアンジェラ・リンドヴァル、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズ、「ヴィドック」のジェラール・ドパルデュー、「ハンニバル」のジャンカルロ・ジャンニーニ、「ムッソリーニとお茶を」のマッシモ・ジニ、「タイタニック」のビリー・ゼーン、「カサンドラ・クロス」のジョン・フィリップ・ロー、「レインメーカー」のディーン・ストックウェルほか。
ユーザーレビュー
「CQ」のストーリー
1969年、パリ。アメリカ人青年ポール(ジェレミー・デイヴィス)は、2001年を舞台にしたB級SFスパイ映画「ドラゴンフライ」の編集をしながら、パリジェンヌの恋人マルレーヌ(エロディ・ブシェーズ)との日常生活を追った自主映画製作に愛情を注いでいた。そんなある時、「ドラゴンフライ」の監督が続いて降板したため、ポールが監督に抜擢される。そして彼は、映画のヒロインを演じる女子大生ヴァレンタイン(アンジェラ・リンドヴァル)の素顔に、だんだん惹かれていく。大晦日の活気を経て、70年。ポールがローマでの撮影からパリに戻ると、マルレーヌはいなくなっていた。彼は悲しみながらも、「ドラゴンフライ」を完成させる。映画は評判になり、ポールの自主映画も観客の前で上映されるのだった。
「CQ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「CQ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2002年12月7日 |
上映時間 | 88分 |
製作会社 | アメリカン・ゾートロープ=デラックス・プロダクションズ |
配給 | 東北新社 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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