スコルピオンの恋まじない
すこるぴおんのこいまじない The Curse of the Jade Scorpion
解説
犬猿の仲の男女が恋の呪文により惹かれ合ってしまう様を描いたロマンティック・コメディ。監督・脚本・主演は「おいしい生活」のウディ・アレン。撮影のチャオ・フェイ、美術のサント・ロカスト、編集のアリサ・レプセルターらは「おいしい生活」に引き続いての登板。共演は「Dr.Tと女たち」のヘレン・ハント、「スウィート・ノベンバー」のシャーリズ・セロン、「パール・ハーバー」のダン・エイクロイド、「ウディ・アレンの影と霧」のウォーレス・ショーン、「ショーガール」のエリザベス・バークレーほか。
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この作品のレビュー
ユーザーレビュー
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ミャーノフ大佐
話の筋が荒唐無稽。
あんなことで、あんなことして、あんなになっちゃうんだから。(ネタバレなしはつらいよ。)
現代だったらあっという間に終わるので、時代設定を1940年にしないといけないのね。
でも、セットや備品などもきちんと時代を感じさせるところはしっかりしている。
所詮コメディのドタバタ感を出しながら楽しくお話は進んでいく。
最後の花火はどうして上がったのかわからなかった。
ヘレン・ハントは日本でも「恋愛小説家」、「ツイスター」で売れていた時期なので、つかわれたのかな。でも、この映画では、時々、老けた顔をしていたなあ。
「スコルピオンの恋まじない」のストーリー
1940年のニューヨーク。一流保険会社に勤務するC.W.ブリッグス(ウディ・アレン)は、自称腕利き保険調査員。最近入社してきた同僚のベティ・アン・フィッツジェラルド(ヘレン・ハント)とは犬猿の仲。しかしある日、2人は同僚ジョージ(ウォーレス・ショーン)の誕生パーティーでインチキ魔術師ヴォルタン(デイヴィッド・オグデン・スティアーズ)に催眠術をかけられ、呪文を耳にするたびお互い惹かれていくことに。一方、その日を境に謎の宝石強盗が世間を騒がせる。ブリッグスはなんとか犯人を捕まえるため奔走するのだが、なんと宝石を盗んでいたのはブリッグスだった。ヴォルタンに電話で操られていたのである。やがてブリッグスはおたずね者になるが、逃亡中にヴォルタンが真犯人であることに気づき、無罪放免に。そしていつの間にかフィッツジェラルドに本気で恋をしていたブリッグスは、マクルーダー社長(ダン・エイクロイド)と結婚するはずだった彼女に呪文の言葉をささやいて、自分に恋をさせる。ところがフィッツジェラルドの催眠術は既に解けており、2人は呪文の力なしでめでたく結ばれるのだった。
「スコルピオンの恋まじない」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スコルピオンの恋まじない」のスペック
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