解説
二人の男への思いに揺れる女の悲恋を描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本は「きれいなおかあさん」のスン・チョウ。原作・脚本は小説家のベイ・チュン。撮影は「ふたりの人魚」のワン・ユー。音楽は「花様年華」の梅林茂。編集も「花様年華」のウィリアム・チャン。出演は「きれいなおかあさん」のコン・リー、「ダブル・ビジョン」のレオン・カーフェイ、「初恋のきた道」のスン・ホンレイほか。
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「たまゆらの女<ひと>」のストーリー
中国雲南省、ベトナム国境近くの建水。白磁の染付け絵師であるチョウユウ(コン・リー)は、ダンス・パーティーで知り合った詩人のチェンチン(レオン・カーフェイ)から詩を贈られ、心を奪われる。彼女は四川省の都市重慶にある彼の家にまで、列車で10時間かけて通う遠距離恋愛を始める。だがチェンチンは、やがてチョウユウの強い思いを重荷に感じるようになった。そんなある日、満たされない気持ちを持て余すチョウユウの前に、同郷の獣医チャン(スン・ホンレイ)が、列車の中で声をかけてきた。彼の強引だが一途な求愛に、徐々に傾いていくチョウユウ。一方チェンチンは、教育制度の整っていないチベットで教師になることが決まり、一人で旅立つことに。チョウユウは意を決してチャンの家におもむくが、乗ったバスが交通事故にあい、崖から落ちていく。重慶に向かう列車の中。チェンチンのファンの女性シュウ(コン・リー、二役)は、チョウユウが絵付けした白い花瓶の破片を見つけるのだった。
「たまゆらの女<ひと>」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「たまゆらの女<ひと>」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | 中国 |
製作年 | 2002 |
公開年月日 | 2003年9月27日 |
上映時間 | 93分 |
製作会社 | チャイナ・フィルム・グループ・コーポレーション=エリート・グループ・エンタープライズ=グローリー・トップ・プロパティーズ |
配給 | 日本ヘラルド映画 |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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