解説
復讐に燃える女性殺し屋の活躍を描いたヴァイオレンス映画の第一部。監督・脚本は「ジャッキー・ブラウン」のクエンティン・タランティーノ。撮影は「サハラに舞う羽根」のロバート・リチャードソン。音楽は「ゴースト・ドッグ」のRZA。美術は「冷静と情熱のあいだ」の種田陽平、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のデイヴィッド・ワスコ。編集は「すべての美しい馬」のサリー・メンケ。武術指導は「マトリックス」シリーズのユエン・ウーピン。アニメーション制作は「サクラ大戦 活動写真」のプロダクションI.G.。出演は「テープ」のユマ・サーマン、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのルーシー・リュー、「ソウル・フード」のヴィヴィカ・A・フォックス、「007/ダイ・アナザー・デイ」のマイケル・マドセン、「ウォーク・トゥ・リメンバー」のダリル・ハンナ、「バード・オン・ワイヤー」のデイヴィッド・キャラダイン、「風雲 ストームライダース」のサニー千葉(千葉真一)、「バトル・ロワイアル」の栗山千明ほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
「キル・ビル」のストーリー
毒ヘビ暗殺団で最強と言われた元エージェントの女、ザ・ブライド(ユマ・サーマン)が、4年間の昏睡状態から奇跡的に目を覚ます。彼女は自分の結婚式の最中に、かつてのボス、ビル(デイヴィッド・キャラダイン)とその手下たちに襲われ、頭を撃ち抜かれたのだ。友達も夫も、腹の中に宿っていた子供もみんな死んだ。ザ・ブライドは復讐の旅に出る。まずはナイフの使い手であるヴァニータ・グリーン(ヴィヴィカ・A・フォックス)の自宅で彼女を殺す。そして沖縄へ飛び、服部半蔵(サニー千葉)から刀を手に入れ、東京へ。青葉屋に乗り込み、暗殺集団クレイジー88を皆殺しに。少女の殺し屋ゴーゴー夕張(栗山千明)、さらに日本刀の名手オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)も苦闘の末に倒す。そして飛行機の中、ビルの名で終わる復讐リストを書き記すのだった。
「キル・ビル」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「キル・ビル」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2003年10月25日 |
上映時間 | 113分 |
製作会社 | バンド・アパート |
配給 | ギャガ=ヒューマックス |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2003年11月上旬号 |
巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る3 アニメーション編:プロダクションI.G 石川光久(製作総指揮) インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 フィルモグラフィー 巻頭特集 「キル・ビル」 作品評 巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る2 アニメーション編:石井克人(キャラクターデザイン) インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る2 アニメーション編:田島昭宇 インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る2 アニメーション編:中澤一登(監督) インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 ユマ・サーマン インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る2 役者編:「キル・ビル」撮影日記 巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る1 美術・衣裳編:小川久美子 インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 舞台裏を探る1 美術・衣裳編:種田陽平 インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 ジュリー・ドレフュス インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 栗山千明 インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 ローレンス・ベンダー(製作) インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 クエンティン・タランティーノ(監督) インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 千葉真一 インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 ダリル・ハンナ インタビュー 巻頭特集 「キル・ビル」 ルーシー・リュー インタビュー |
2004年4月下旬号 | DVDコレクション 第117回 「キル・ビル Vol.1」 |
2003年12月下旬号 |
日本映画紹介/外国映画紹介 キル・ビル 特別企画 どう見た「キル・ビル」 論者はこう見た! |
2003年12月上旬特別号 | 劇場公開映画批評 キル・ビル |
2003年11月下旬号 | HOT SHOTS 「キル・ビル一行来日」 |