解説
ロシアを代表するアレクサンドル・ソクーロフ監督が、独裁者ヒトラーを主人公に、その肖像を剥ぎ取りひとりの男としてとらえた作品。脱力したスラップスティック・コメディのような演出で、ファシズムの恐怖を描いている。
ユーザーレビュー
「モレク神」のストーリー
1942年の春、ヒトラーが腹心のゲッべルスやマルティン・ボーマンたちと共に、とあるたびから愛人エバのいるベルヒデス・ガーデンに戻ってくる。エバと二人っきりになるとヒトラーは駄々をこね、ゲッベルスたちといる時は「この中に反対者がいる」などと猜疑心をのぞかせたと思えば、自分には魅力がないと言っては、自分をさげすむ。そこには独裁者の姿はない。
「モレク神」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「モレク神」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ホラー |
製作国 | ロシア ドイツ 日本 イタリア フランス |
製作年 | 1999 |
公開年月日 | 2001年3月31日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | レンフィルム=ゼロフィルム=ふゅーじょんプロダクト=ラピュタ阿佐ヶ谷 |
レイティング |
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