解説
カルトSF映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」で有名なゲオルギー・ダネリア監督が、モスクワの平凡な若者たちの生活を瑞々しく描き、カンヌ国際映画祭で絶賛を浴びた青春映画。後にロシアを代表する映画監督となるニキータ・ミハルコフが俳優として出演している。
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「私はモスクワを歩く」のストーリー
昨日までまったく面識もなく、数千キロも離れたところで生活していた2人が、偶然地下鉄の同じ列車の中に隣り合せて乗っていた。2人は同じ年頃の若者で、自分ではすでに大人のつもりだが、まだ子供である。モスクワ生まれのコーリャは地下鉄の工事現場で働いていて、ちようど夜勤を交替して家に帰るところだった。もう1人のワロージャは、シベリアの奥地に住んでいる。旅行の途中に一日だけモスクワに滞在する予定で、たった今、飛行場に着いたばかりだった。コーリャの親友サーシャは婚約者と口論しながらも、黒い礼服を買い、5時からその服を着て結婚式を挙げることになっている。アリョーナは、デパートのレコード売り場の可愛いい売り子だ。この4人がいつしか出会い、いつもと違う慌しさに巻き込まれていく。コーリャは遠来の客ワロージャをもてなしたり、友人のサーシャが結婚式を前にして軍から召集命令が来て、軍事部に行って延期を願ってやったりと大活躍。デパートでは、アリョーナがコーリャとワロージャとの心を一ぺんにとらえてしまう。ワロージャは雑誌に短篇小説を発表したことがあり、それがある有名な作家に認められたので、コーリャと連れだってその作家を訪ねる。扉を開けてくれた床磨きの男を二人は作家と思い込み、感激して話に耳をかたむける。コーリャはアリョーナの気をひくため催眠術ができることを自慢するが、催眠術の実験がもとで、泥棒騒ぎにまき込まれ警察につかまってしまう。どうにか事件も終って、4人は、サーシャの結婚式に集まる。もめにもめた結婚式もどうやらめでたく挙行され、愉快な一日が終わるのだった。
「私はモスクワを歩く」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「私はモスクワを歩く」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF |
製作国 | ソ連 |
製作年 | 1963 |
公開年月日 | 2003年9月20日 |
上映時間 | 73分 |
製作会社 | モスフィルム |
配給 | ロシア映画社 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | モノクロ/シネスコ |