解説
中年男2人組の1週間の小旅行と、恋愛模様をユーモラスに描いたドラマ。監督・共同脚本は「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン。原作はレックス・ピケットの小説。撮影は「”アイデンティティー“」のフェドン・パパマイケル。音楽は「アバウト・シュミット」「フォーチュン・クッキー」のロルフ・ケント。編集は「アバウト・シュミット」「二重誘拐」のケヴィン・テント。出演は「アメリカン・スプレンダー」のポール・ジアマッティ、「スコーピオン」のトーマス・ヘイデン・チャーチ、「レインメーカー」のヴァージニア・マドセン、「トスカーナの休日」のサンドラ・オーほか。2005年アカデミー賞脚色賞、同年ゴールデン・グローブ賞作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、脚本賞など多数受賞。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「サイドウェイ」のストーリー
離婚のショックから立ち直れていない小説家志望の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ)が、結婚を1週間後に控えた悪友、落ち目の俳優ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と連れ立って、カリフォルニアのワイナリーへとワイン・ツアーに出かける。プレイボーイのジャックは早速ウェイトレスのマヤ(ヴァージニア・マドセン)に目をつけるが、彼女は同じくワイン通であるマイルスの知り合いだった。ジャックはマヤの友人であるステファニー(サンドラ・オー)をナンパ。一方のマイルスは、別れた妻ヴィクトリア(ジェシカ・ヘクト)が再婚していることを知って落ち込むばかりだったが、やはり離婚していたマヤとの仲を深めていき、やがて愛を交わす。だがジャックは、結婚の予定があることがステファニーにバレて、鼻をへし折られてしまう。マイルスもマヤに嫌われ、さらに自分の小説が出版されなくなったことを知り、ワイナリーで大暴れ。しかもジャックが人妻のウェイトレスをナンパして散々な目に合い、彼らの旅は終わった。そして結婚式当日。式はつつがなく行なわれたが、マイルスはヴィクトリアが妊娠していることを知らされ、また落ち込む。だが、しばららくしたある日。マイルスが仕事から帰宅すると、マヤからの留守番電話が入っていた。すぐさまマイルスは車を走らせ、マヤの家のドアをノックするのだった。
「サイドウェイ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「サイドウェイ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2004 |
公開年月日 | 2005年3月5日 |
上映時間 | 130分 |
製作会社 | マイケル・ロンドン・プロダクション |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2005年3月下旬号 |
特集 「サイドウェイ」 ポール・ジアマッティの魅力 特集 「サイドウェイ」 ヴァージニア・マドセン復活! 特集 「サイドウェイ」 作品評 |
2005年4月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 サイドウェイ |
2005年5月下旬号 | 劇場公開映画批評 サイドウェイ |