解説
対照的な姉妹の絆を描くヒューマン・ドラマ。監督・製作は「8Mile」のカーティス・ハンソン。脚本は「エリン・ブロコビッチ」のスザンナ・グラント。撮影は「ドア・イン・ザ・フロア」のテリー・ステイシー。音楽は「ツイステッド」のマーク・アイシャム。美術は「ラッキー・ナンバー」のダン・デイヴィス。編集は「8Mile」のクレイグ・キットソンと「砂と霧の家」のリサ・ゼノ・チャージン。衣裳は「Shall we Dance?」のソフィー・デラコフ。出演は「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのキャメロン・ディアス、「コニー&カーラ」のトニ・コレット、「奥さまは魔女」のシャーリー・マクレーン、「ケイティ」のマーク・フォイアスタインほか。
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「イン・ハー・シューズ」のストーリー
ローズ(トニ・コレット)は、フィラデルフィアの大手法律事務所に勤める弁護士。仕事に生きる彼女だが、実は太めの体型にコンプレックスを持っていて、恋愛にはつまずいてばかり。そんな彼女のアパートに、実家を追い出された妹のマギー(キャメロン・ディアス)が転がりこんでくる。マギーはゴージャスなルックスの持ち主だが、高校卒業から10年経っても地に足のつかない生活を送っていた。ローズは上司の恋人ができたばかりでマギーの存在は迷惑だったが、姉として放り出すわけにもいかない。しかしローズが出張から戻ると、家は大荒れで、しかもマギーは姉の恋人と肉体関係を持ってしまった。アパートを追い出されたマギーは、フロリダに行くことにする。そこには父と死んだ母がその存在を秘密にしていた、母方の祖母エラ(シャーリー・マクレーン)がいるはずだからだ。マギーがフロリダに着いて彼女を訪ねると、エラは老人ホームで世話役をしながら暮らしていた。家族と絶縁していたことに罪悪感を抱くエラは、これで埋め合わせができるとマギーを歓迎するが、マギーはエラの金を盗もうとする。エラはマギーに施設内の介護の仕事をするように言い渡した。そこでマギーは、盲目の元大学教授(ノーマン・ロイド)と出会い、詩の素晴らしさを教わり、自分のコンプレックスであった難読症の克服を始める。この出来事をきっかけに大きく変わっていくマギー。一方、ローズも自分を見つめ直す生活を送る中で、元同僚のサイモン(マーク・フォイアスタイン)と愛を育む。やがてフロリダでローズとマギーは再会して仲直り。フィラデルフィアに戻ったローズは、エラの靴を履いてサイモンと結婚式を挙げるのだった。
「イン・ハー・シューズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「イン・ハー・シューズ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年11月12日 |
上映時間 | 131分 |
製作会社 | スコット・フリー=デュース・フリー |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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