解説
リュック・ベッソンの大ヒット作「TAXi」がニューヨークに舞台を移し、主要登場人物を女性に変更して製作したカー・アクション。セクシーな女銀行強盗団のリーダーには、スーパー・モデルのジゼル。女タクシー・ドライバーを演じるのは「シカゴ」のクイーン・ラティファ。監督は「ファンタスティック・フォー」のティム・ストーリー。
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「Taxi NY」のストーリー
自転車便のライダーのベル(クイーン・ラティファ)はタクシー・ドライバーのライセンスを取得し、5年かけて手に入れた車でタクシー・ドライバーの仕事を始める。恋人のジェシー(ヘンリー・シモンズ)も、彼女の転職を応援している。しかし実はベルの本当の目標は、国際的なカー・レースに出場して優勝することだ。ベルのタクシーにはチタン製のスーパー・チャージが搭載してあり、彼女の抜群のドライビング・テクニックと相まって、NYでNO.1のスピードと自由自在な走行を生み出している。そんなスーパータクシーでベルがマンハッタンを流している頃、ダウンタウンで事件が発生。NY市警察の敏腕刑事ウォッシュバーン(ジミー・ファロン)は、変装した潜入捜査によって、偽造プリペード・カードの犯罪組織を追い詰める。ところが、ウォッシュバーンには決定的な弱点があった。6歳のときに、両親が車で140キロもスピードを出すというチャレンジに彼を付き合わせたことが災いして、車の運転がトラウマになり、ペーパードライバー並みになってしまったのだ。そのせいでウォッシュバーンは誤って車をバックで走らせてしまい、店に突入。組織の犯人にまんまと逃げられてしまう。ウォッシュバーンの大失態は新聞でも笑いものにされ、上司のマータ(ジェニファー・エスポジート)から、パトロール係をするように命じられる。だがウォッシュバーンはへこたれず、遂に犯罪組織が強盗を働いている現場に駆けつけ、特別仕様のスーパーカーで逃走する一味を追おうとする。そこで、たまたま通りかかったベルのタクシーに乗って犯罪組織を追跡する。だが、ウォッシュバーンのあわてぶりと、タイヤを銃で撃たれてもパンクもせずに80キロで突っ走れる犯罪組織のスーパーカーの策略によって、組織を取り逃す。最初はギクシャクしていたウォッシュバーンとベルだったが、ベルがウォッシュバーンに車の運転をコーチするうちに意気投合。二人は謎の銀行強盗団を捕まえることを心に誓い、犯人たちの行方を追う。犯罪組織の車の特殊タイヤを調べてみると、ベルの勘の良さが物を言い、組織が修理を依頼している工場の場所が判明。ウォッシュバーンとベルは張り込む。そして、深夜、現れた犯罪組織の実体が明らかになる。犯罪組織は、スーパーモデルとしても適用するほどの美貌とボディが自慢のブラジル人のセクシー美女ヴァネッサ(ジゼル・ブンチェン)率いる妖艶な女性の4人組の強盗団だったのだ。強盗団は、BMWを改造したスーパーカーと銃撃の卓越したテクニックで次々と銀行強盗を成功させていた。ヴァネッサたちの改造したスーパーカー仕様のBMWと、ベル&ウォッシュバーン・コンビのイエローに彩られたタクシーはNYを走り回り、スピードを競い、際どいターンで撹乱し、強烈なカー・クラッシュでぶつかり合い、激しいデッドヒートを展開していく。
「Taxi NY」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Taxi NY」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ フランス |
製作年 | 2004 |
公開年月日 | 2005年1月8日 |
上映時間 | 87分 |
配給 | 20世紀フォックス |
カラー/サイズ | カラー |
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2005年2月上旬号 | 劇場公開映画批評 TAXI NY |