解説
ジョン・トラヴォルタ主演で大ヒットした1995年製作のクライム・コメディ「ゲット・ショーティ」の10年ぶりの続編。ギャングから映画プロデューサーに変身した主人公が、今度は音楽業界を舞台に大騒動を繰り広げる。共演は、「パルプ・フィクション」以来の再共演となるユマ・サーマン。監督は「ミニミニ大作戦」のF・ゲイリー・グレイ。
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「Be Cool/ビー・クール」のストーリー
映画プロデューサーとして成功したものの、チリ・パーマー(ジョン・トラヴォルタ)は、それにも嫌気がさしていた。元の家業の取立て屋に戻ろうと考えていたある日、旧友のトミーが現れる。インディーズ・レーベルを経営するトミーは、リンダ(クリスティーナ・ミリアン)という無名のシンガーを一緒に育てようと持ちかけたが、チリは気が進まない。そこへ車が現れ、いきなり銃を乱射する。偶然、席を外していたチリが駆け寄ると、トミーの死体が転がっていた。どうやら、ロシアン・ギャングの恐喝をトミーがつっぱねていたのが原因らしい。その夜、クラブで見たリンダは、安っぽい衣裳で時代遅れの歌を歌っていた。しかし、トミーの目は確かで、彼女はダイヤの原石だった。チリはリンダのマネージャーになることを即決。しかし、彼女はすでにニック(ハーヴェイ・カイテル)が経営する悪徳マネージメント会社と5年の契約を結んでいた。それを盾にしていかがわしい仕事を押し付けられていたリンダにとって、チリは救世主だった。一方、激怒したニックは手下のラジ(ヴィンス・ボーン)に「やつをなんとかしろ」と命じる。ラジのボディーガードのエリオット(ザ・ロック)は、俳優志願。チリは映画のオーディションを餌に、エリオットを手なずけてしまう。一方、トミーの未亡人、イーディ(ユマ・サーマン)を訪ねたチリは、気落ちしている彼女にリンダを大々的に売り出そうと元気づける。最初は疑心暗鬼だったイーディだが、リンダの歌を聴いてその才能に納得。ところが肝心の会社の内情が、破産寸前だと判明する! そこに乗り込んできたのが、極悪人だが売れっ子プロデューサーのシン・ラサール(セドリック・ジ・エンターテイナー)だ。人気ラッパーだがこれまた極悪ギャングのグループを引き連れて、仕事の未払い金30万ドルをチリに要求する。こんな混乱した状況の中、チリはリンダをディーバ(歌姫)として育て、音楽業界で成功を手に入れることができるのか?
「Be Cool/ビー・クール」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「Be Cool/ビー・クール」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2005 |
公開年月日 | 2005年9月3日 |
上映時間 | 120分 |
配給 | 20世紀フォックス |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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2005年11月下旬号 | 劇場公開映画批評 Be Cool |