解説
ジャマイカでラスタファリズムを信仰する青年が、厳格なクリスチャンの家庭に育った婚約者のいる女性の歌声に惚れ込み、恋をしていく様を描いたラブ・ストーリー。監督は 「クラッシュ:ウェストウェイ・トゥ・ザ・ワールド」で2003年にグラミー賞を受賞したドン・レッツ、「Dancehall Queen」(未)の リック・エルグッド。出演は、レゲエ・ミュージシャンであるボブ・マーリーの息子でシンガーのキマーニ・マーリー、女優・シンガーとして活躍する「Dancehall Queen」(未)のシェリーヌ・アンダーソン、「戦争のはじめかた」のアイドリス・エルバ。
ユーザーレビュー
「ONE LOVE ワン・ラブ」のストーリー
バンド、フリーダム・シティを組む音楽を愛するカッサ(キマーニ・マーリー)たちのもとに、音楽コンテスト開催の知らせが届く。賞金は2万ドル、しかも、有名なセレクターG(ウィンストン・ベル)のスタジオでレコーディングできるとあって、バンドはいろめきたった。一方、厳格な牧師(ウィンストン・ストナ)を父にもつセリーナ(シェリーヌ・アンダーソン)も、教会のゴスペル・グループのシンガーとして、コンテストを目指していた。同じグループのアーロン(アイドリス・エルバ)と婚約している彼女は、どこか結婚に不安を感じたまま、神を讃える歌を歌っていた。コンテスト応募用のデモテープを作るスタジオで偶然出会ったカッサとセリーナ。セリーナの歌声にすっかり魅せられたカッサは、自分のバンドで歌ってくれないかと誘いをかける。しかし、父は異教徒との交際を許さず、ゴスペル以外の歌を歌うことを固く禁じられているセリーナは、カッサの歌に魅力を感じながらも、それを歌う勇気はない。そんなある日、フリーダム・シティのデモテープを聴いたセレクターGが、彼らの歌を気に入り、契約を持ちかけてきた。ところが、セレクターGの強引なやり方に反発したバンドは契約を拒否すると、セレクターGは彼らの曲を盗み、手下を使ってバンドを襲わせた。家を抜け出してきたセリーナの手助けで、なんとかセレクターGからデモテープを取り返したカッサだったが、今度はセリーナとの仲に嫉妬したアーロンがカッサに麻薬密売の汚名を着せ、カッサは刑務所に拘留される。この事件がきっかけで気まずくなったカッサとセリーナ。セリーナ結婚は間近に迫っていた。信仰を越えた愛の行方は……?
「ONE LOVE ワン・ラブ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ONE LOVE ワン・ラブ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 |
製作国 | ジャマイカ ノルウェー イギリス |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2006年9月2日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | プロダクションズAS=ワン・ラブ・フィルムズ |
配給 | アートポート |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |