「絶対の愛」のストーリー
セヒ(パク・チヨン)とジウ(ハ・ジョンウ)は付き合いはじめて二年。セヒは不安になっていた。ジウは自分に飽きているに違いない。ある日、セヒは忽然とジウの前から姿を消してしまう。ジウはまったくセヒを見つけることができない。彼女は内緒で整形手術を行っていた。彼女は新しい顔を手に入れる。セヒを見つけることを諦めたジウは何人かの女性と出会う。だが、肉体関係を持とうとすると必ず見えない何かに邪魔をされる。それからしばらくして、ジウはかつてセヒと一緒に出かけた島を訪れた。その途中、フェリーの中でジウは一人の女性と出会う。彼女は顔がすべて隠れるほど大きなサングラスとマスクをつけていた。顔が見えなくとも魅力的だった彼女を、ジウは多くの彫刻がある公園の中へ追いかけていく。しかしジウがやっと彼女に近づいたかと思うと、女性は跡形もなく姿を消していた。ある日、ジウは以前セヒとよく行った喫茶店で一人の魅力的なウエイトレスに出会う。彼女の名は、スェヒ(ソン・ヒョナ)。ジウは数日後、彫刻の島で再びスェヒに巡りあう。次第にスェヒに惹かれていくジウ。ジウはスェヒを愛しはじめる。スェヒもうれしく思いながらも、こうジウに聞いた。もし前の恋人のセヒが戻ったらどうするの、と。スェヒはセヒの名前で、ジウへの手紙を書いた。ジウの元に戻りたいという内容だった。手紙を読み、スェヒと別れ、セヒの元へ戻ることを決めるジウ。するとスェヒは激しく怒り、泣き叫び、彼をののしった。ジウがセヒに会うため喫茶店に入ると、一人の女がセヒの顔写真を仮面のようにかぶって座っていた。ジウは仮面の隙間からスェヒの顔を確認する。ジウはすべてを理解した。セヒはジウに告げた。いつまでも愛されたかっただけなのだと。それ以来、ジウは姿を消した。スェヒは彼を探すが、居場所がわからない。そしてスェヒは、真実を知ったジウがとった、衝撃的な行動を知る……。