人が人を愛することのどうしようもなさ

ひとがひとをあいすることのどうしようもなさ
上映日
2007年9月8日

製作国
日本

制作年
2007
上映時間
117分

レーティング
R-18
ジャンル
エロス サスペンス・ミステリー ドラマ

check解説

都会の闇と男の欲望にまみれどこまでも堕ちていく女を描くねじれた愛憎劇。石井隆監督が「天使のはらわた」以来描いてきたヒロイン[名美]シリーズのエロスと映像世界。主演・名美には、喜多嶋舞が扮する。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「人が人を愛することのどうしようもなさ」のストーリー

人気女優として活躍する土屋名美(喜多嶋舞)。だが私生活では同じく俳優の夫・洋介(永島敏行)と破局の危機を迎えていた。多忙を極める名美を横目に、下り坂の洋介は若い女優(美景)と浮気。その荒んだ生活は、長いすれ違いで心身ともに蝕まれていた名美をさらに追いつめていった。現在撮影中の新作「レフトアローン」では、夫・洋介が名美演じるヒロイン鏡子の夫役として共演。しかも、洋介の浮気相手の女優まで出演というスキャンダラスなキャスティングがマスコミの注目を集め、マネージャーの岡野(津田寛治)はその対策に忙殺されていた。そんな中、ひとりの編集者・葛城(竹中直人)が名美にインタビューを試みる。「映画『レフトアローン』。それは愛のない夫婦生活に絶望した女優・鏡子の切ない物語。俳優である夫の言葉の暴力、そしてたび重なる不倫…。耐えきれず電車に飛び乗った鏡子は車内で自らに下品な化粧をほどこし、ネオンの街角で声をかけてきた男たちに体を売る。それは自分を女として見なくなった夫への復讐か、それとも自分を取りもどすための女としての本能なのか?」劇中の鏡子と自分を重ねるかのように、葛城に映画の解説をする名美。だがそこには……。やがて誰もが想像しなかった衝撃の結末が訪れる。

「人が人を愛することのどうしようもなさ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「人が人を愛することのどうしようもなさ」のスペック

基本情報
ジャンル エロス サスペンス・ミステリー ドラマ
製作国 日本
製作年 2007
公開年月日 2007年9月8日
上映時間 117分
製作会社 東映ビデオ株式会社
配給 東映ビデオ
レイティング R-18
カラー/サイズ カラー

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2007年8月下旬号 HOT SHOTS 撮影現場ルポ 「人が人を愛することのどうしようもなさ」「西の魔女が死んだ」
2007年9月下旬号 特別企画 「人が人を愛することのどうしようもなさ」 作品評
特別企画 「人が人を愛することのどうしようもなさ」 石井隆のフィルムで輝く女優
特別企画 「人が人を愛することのどうしようもなさ」 石井隆[監督] インタビュー
特別企画 「人が人を愛することのどうしようもなさ」 スタッフ座談会 佐々木原保志[撮影]×北村峰晴[録音]×阿知波孝[プロデューサー]
特別企画 「人が人を愛することのどうしようもなさ」 津田寛治 インタビュー

今日は映画何の日?

注目記事