解説
プレーボーイが女友達への恋心に気づくが、彼女は別の男と結婚することに……。大人の切ない恋を描いたロマンチック・ラブストーリー。出演は、「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシー、「M:i:III」のミシェル・モナハン、「ハンニバル・ライジング」のケヴィン・マクキッド。監督は、「ロザンナのために」のポール・ウェイランド。
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「近距離恋愛」のストーリー
スターバックスのカップで火傷しないためのカバー“スリーブ”を発明しリッチな生活を送るトム(パトリック・デンプシー)は、結婚離婚を繰り返す父トーマス(シドニー・ポラック)の影響で結婚を信じられず、恋愛ゲームを楽しんでいた。そんな彼が大切にしているのは、親友ハンナ(ミシェル・モナハン)と過ごす日曜日。ハンナはメトロポリタン美術館に勤める堅実な努力家。仲の良い両親に育てられ、父が亡くなった今、母ジョーン(キャスリーン・クインラン)と親友のような信頼で結ばれている。そんな彼女は結婚を大切なイベントととらえ、運命の人を待ち続けていた。2人が出会ったのは10年前の大学時代、トムが寮の他の女の子と間違えてハンナのベッドに潜入したときだった。お互いの共通点“正直さ”から意気投合し、友情を育んできたが、ある日、ハンナが名画の買い付けのため6週間のスコットランド出張に行くことに。トムはガールフレンドと日曜日を過ごすがしっくりこない。ハンナへの恋心に気付いたトムは、彼女と結婚はせずに一緒に暮らしたいと願うようになる。しかし、スコットランドから戻ってきたハンナの隣にはスコットランドのデカイ男コリン(ケヴィン・マクキッド)がいた。2人は婚約を済ませ、2週間後にスコットランドで挙式するという。ハンナから普通は花嫁の女友達が担当する花嫁付添い人を依頼されたトムに、男友達は、付添い人として花嫁の傍にいる間に彼女の気を変えさせろと助言する。しかし、スコッチの名門メーカーの御曹司で公爵の称号を持ち、スポーツ万能でインテリでセクシーなコリンに、ハンナを心変わりさせる要素は微塵もなかった。トムは婚前祝いパーティを自宅で開き、下品な余興で顰蹙を買いハンナを傷つける。そこで付添い人を完璧にこなし、結婚を大切にする男に変わったとアピール。しかし付添い人の務めを果たすほど、他の男と結ばれる彼女を見る辛さに直面する。そして、スコットランドに旅立つ日がやってくる。
「近距離恋愛」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「近距離恋愛」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ラブロマンス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2008年7月12日 |
上映時間 | 101分 |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
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2008年8月上旬号 | REVIEW 2008 「近距離恋愛」 |