解説
残虐な組織が牛耳る街に乗り込んだよそ者の男二人の姿を描くアクション。監督・脚本はイスラエル出身の新鋭ガイ・モシェ。出演は「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のジョシュ・ハートネット、「MOON CHILD」のGACKT、「ステイ・フレンズ」のウディ・ハレルソン、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のケヴィン・マクキッド。
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「BUNRAKU ブンラク」のストーリー
人間が戦争を繰り返した末に灰から生まれた新しい世界。この世界では銃の使用は固く禁じられているが、力がモノをいう血の流れる日々に変わりはない。そんなある街に“ドリフター(流れ者)”(ジョシュ・ハートネット)と、誇りと名誉を重んじる侍・ヨシ(GACKT)がやって来る。そこはニコラ(ロン・パールマン)という男を頂点とし、“キラー”と呼ばれる9人の側近と、真っ赤なスーツの手下たちで構成される組織によって支配されていた。ドリフターはある男とポーカーで対決するために、大金を用意できる人間を探していた。一方のヨシは、かつてここで曾祖父が戦いの末に殺され奪われた家宝である“竜の紋章”を取り戻すための情報を求めていた。そんな二人はバーで出会い、ドリフターはヨシに故郷から持ち出した金を貸すよう無理な交渉をふっかけ、それをきっかけに拳を交えることになるが、互角の勝負は決着がつかない。それを見ていた店のバーテンダー(ウディ・ハレルソン)は彼らの強さに目をつける。ニコラと過去に因縁を持ち、組織に対抗できる男の出現を待ち望んでいた彼は、二人に組織を転覆させるためのチーム結成を持ちかける。だがドリフターはその場を去って行った。一方、組織の“キラーナンバー2”(ケヴィン・マクキッド)は、手下に手を出したヨシの処理を警察に命じ、ヨシは逮捕され投獄される。警察も組織の思いのままなのだ。バーテンダーからヨシ逮捕の報せを受けたドリフターは、彼を見事救出。ヨシの金を元手にクラブでポーカーに臨む。その相手はニコラ。流れ者はゲームで実力を見せつけ、別室から参加していたニコラに「直接会って戦いたい」と決闘を申し込む。翌日、ドリフターは決闘の場に向かうが、そこにいたのは3人の“キラー”とその手下たちだった。罠に嵌ったドリフターは窮地に陥るが、そこにヨシが駆け付け共闘、キラーとの戦いは熾烈を極めた。そんな中、キラーナンバー2は、ヨシをサポートしていた叔父とその娘・モモコを追い、叔父を殺害、モモコを連れ去る。ドリフターとヨシは、モモコの救出、そして組織を壊滅させるためにニコラたちとの決戦に向かう……。
「BUNRAKU ブンラク」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「BUNRAKU ブンラク」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2012年1月14日 |
上映時間 | 124分 |
製作会社 | Picturesque Films=Ram Bergman Productions=Snoot Entertainment |
配給 | 松竹 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
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2012年1月下旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評 「BUNRAKU ブンラク」 |