解説
グループサウンズブームに沸く1960年代後半を舞台に、音楽に生きる若者たちの姿を描く青春ドラマ。監督は「戦 IKUSA」の本田隆一。出演は「エクステ」の栗山千明、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の石田卓也、「ラヴ★コン」の水嶋ヒロ、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の浅利陽介など。
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「GSワンダーランド」のストーリー
1968年。日本はGSブームの真っ只中。歌手を目指し、北海道から家出同然で上京してきた大野ミク(栗山千明)は、芸能事務所の門を叩くが門前払いを受けてしまう。音楽を志す者たちの登竜門、ライヴハウスACEでは、ザ・ナックルズのリーダー、タツオ(高岡蒼甫)が、ドラムのシュン(水嶋ヒロ)とベースのケンタ(浅利陽介)に「ビートルズのメンバーが秋田に来ている」と二人をバンドから体良く追い出すために嘘の情報を吹き込む。その同じ会場には、熱い視線でステージを見つめるマサオ(石田卓也)がいた。彼は大学進学を諦め、日劇のステージを目指してギターの練習に励む日々を過ごしていた。そんな中、演歌専門のファインレコーズでも新人バンドを探しており、担当の佐々木(杉本哲太)は、松田社長(岸部一徳)や鎌田専務(大杉漣)に、3ヶ月でGSバンドをデビューさせよと命じられる。佐々木は早速、弱小プロダクションの社長・梶井(武田真治)にスカウトを依頼。梶井は、ひょんなことで知り合ったマサオ、シュン、ケンタが結成した“ザ・ダイアモンズ”に目をつけた。しかし、佐々木の要望はオルガンのあるバンド。窮余の策で、梶井は以前、事務所に押しかけてきたミクを男装させて、ミックとして新メンバーにしてしまう。こうして4人はトントン拍子にデビューしたものの、デビュー曲は記録的な低売上げ。追い込まれた佐々木は、バンドのイメージ刷新に着手。白タイツにフリルいっぱいの王子様ファッションでマッシュルームヘア、バンド名も“ザ・タイツメン”に改名した。釈然としないメンバーだったが、これが大当たり。特に中性的な魅力のミックが大人気で、妙子(三倉茉奈)、明美(三倉佳奈)を筆頭とする熱狂的な追っかけも発生。たちまち“ザ・タイツメン”はスター街道を走り始める。しかし、日劇のステージも近づいてきた頃、カメラマン(片桐仁)がミックの“あるもの”を盗撮する……。
「GSワンダーランド」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「GSワンダーランド」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2008年11月15日 |
上映時間 | 100分 |
製作会社 | 「GSW」製作委員会(AMGエンタテインメント=ジェネオン エンタテインメント=デスペラード=アミューズメントメディア総合学院=ポニーキャニオンエンタープライズ=tvk=テレ玉=チバテレビ=三重テレビ=KBS京都=サンテレビ) |
配給 | デスペラード=日活 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD |
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