解説
歌手・松山千春が23歳で書き下ろした自伝『足寄より』を映画化。19歳の生意気な青年だった彼の才能を見抜き、世に送り出した竹田との深い絆と突然の別れを描く感動作。監督は「ポストマン」の今井和久。出演は、「リアル鬼ごっこ」の大東俊介、「この世の外へ~クラブ進駐軍」の萩原聖人、「ガチ☆ボーイ」の泉谷しげる。2008年11月22日より、北海道にて先行公開。
ユーザーレビュー
「旅立ち 足寄より」のストーリー
昭和50年、全国フォーク音楽祭北海道大会の会場。19歳の松山千春(大東俊介)は1人遅れて、パトカーで乗り付ける。赤いニッカポッカ、大きなサングラスにギターを持った姿は会場の笑いを誘うが、千春は観客に一喝し、自分の曲『旅立ち』を披露する。すると、その透き通るような高音と切ない歌詞に、観客たちは圧倒される。生意気な態度があだとなりコンテストは落選するが、審査員の1人、STVラジオのディレクターである竹田健二(萩原聖人)は彼の才能を見抜き、帰ろうとする千春に声を掛ける。千春は実家のある足寄に戻り、父・明(泉谷しげる)が経営する“とから新聞社”の仕事に戻る。母は幼い頃から飯場へ出て行き、姉も家を出てスナックで働いている彼にとって、父はかけがえのない存在だった。一方、竹田は千春を世に売り出そうと上層部に掛け合うが、ポップス全盛期にそぐわないフォークらしすぎる楽曲と、本人の生意気な態度からなかなか了承が得られなかった。しかし、ついに千春のラジオのレギュラー出演が決まる。彼のトークと音楽は好評を博した。また千春は、竹田が自分を売り出すために首を賭けていたことを知り、2人の絆は深まっていく。そして竹田がSTVの常務に直談判し、千春のデビューが決まる。デビュー曲『旅立ち』は大ヒットし、千春は時代の寵児となる。彼を引き抜こうとする動きがあっても、千春の心は揺るぎなかった。そして、千春と竹田の念願だったコンサートツアーが始まる。しかし、2人に別れが迫っていた。
「旅立ち 足寄より」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「旅立ち 足寄より」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2009年1月24日 |
上映時間 | 112分 |
製作会社 | プラスミック・シーエフピー |
配給 | エム・エフボックス |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | DTS |