PVC-1 余命85分
ぴーぶいしーわんよめいはちじゅうごふん P.V.C.-1- 上映日
- 2009年3月14日
- 製作国
- ギリシャ コロンビア アメリカ
- 制作年
- 2007
- 上映時間
- 85分
- レーティング
- 不明
- ジャンル
- ドラマ
解説
強盗に襲われ、首に爆弾を取り付けられた主婦とその家族が経験する恐怖を、実話を元に手持ちカメラ、全編ワンカットで撮影した異色作。スピロス・スタソロプロス監督の長編デビュー作で、カンヌ映画祭ローマ市賞を受賞。出演はキューバの舞台女優メリダ・ウルキーア、『Heroes de Turno』のダニエル・パエス。
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「PVC-1 余命85分」のストーリー
コロンビアのグンディナマルカ県郊外。農園と養鶏場を経営するバルデス家は、突然4人組の強盗に襲われる。自宅内に侵入した強盗は、家族5人を縛り上げると、1500万ペソという法外な身代金を要求。シモン(ダニエル・パエス)とオフェリア(メリダ・ウルキーア)の夫婦は、そんな大金などどこにもないと、犯人の説得を試みる。だが、犯人たちはオフェリアの首にドーナツ状のチューブを取り付けると、カセットテープを残して去っていった。そこに録音されていたのは、オフェリアの首のチューブが遠隔操作可能な爆弾であるというメッセージ。身代金を払う術のない一家は絶望するが、オフィリアは息子に、親戚に連絡して警察を呼ぶよう指示。その連絡で、警察の爆弾処理班が15分後に村外れまでやってくることになる。それを聞いた夫婦は、長女を連れて3人で救助隊の待つ場所を目指す。トロッコに乗り、林を抜け、川を渡り進んでゆくが、爆弾は時折不気味な警告音を発し、彼らを震え上がらせる。ようやく待ち合わせ場所に辿り着く3人。その前に、コロンビア国家警察のハイロ中尉(アルベルト・ソノルサ)が現れる。予想以上に深刻な状況を知った彼は、一緒に来た自分の家族やシモンたちを遠ざけてから爆弾処理を開始。しかし、現場には十分な機具も装備もない。ナイフ一本で解体を始めるハイロ中尉。張り詰めた緊張感の中、決死の爆弾処理は続く。オフェリアの体力と精神力は既に限界を超えていた。果たして、彼女は無事に家族の元へ生還できるのだろうか……?
「PVC-1 余命85分」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「PVC-1 余命85分」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | ギリシャ コロンビア アメリカ |
製作年 | 2007 |
公開年月日 | 2009年3月14日 |
上映時間 | 85分 |
配給 | トランスフォーマー=トルネード・フィルム |
レイティング | 不明 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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2009年4月下旬号 | 評論家発映画批評 「PVC-1 余命85分」 |