解説
ゲーム、アニメ、コミックなどマルチメディアに展開し、中高生に人気のホラー作品劇場用映画第二弾。前作のパラレルワールド的展開の中、ちりばめられた数々の謎が解き明かされる。映画オリジナルのラストにも注目。監督は「吉祥天女」の及川中。出演は前作に引き続き、TV『ごくせん』の前田公輝、TV『四つの嘘』の松山愛里。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「ひぐらしのなく頃に 誓」のストーリー
昭和58年初夏。某県鹿骨市雛見沢村。竜宮レナ(松山愛里)は、両親の離婚がきっかけで一年前、父親と一緒にこの村に引っ越してきた。全学年合わせて15人程度の分校では、東京から最近引っ越してきた前原圭一(前田公輝)、活発でクラスのリーダー的存在の園崎魅音(飛鳥凛)、神社の巫女で神秘的な雰囲気を持つ古手梨花(あいか)、いたずら好きな北条沙都子(小野恵令奈)たちとともに、楽しい日々を過ごしていた。だが、両親が離婚した責任が自分にあると思い込んだレナの精神は、この頃から乱れ始める。ある日、父の恋人律子(吉岡美穂)に、父とは別の恋人がいて、彼女が父の財産を狙っていたことを知ったレナは、衝動的に律子と恋人を殺害。その死体処理現場を圭一たちに目撃されてしまう。レナから事情を聞き、彼女の悩みに気付いてあげられなかったことを悔やむ圭一たち。彼らは、仲間として助け合おうと、5人で死体を埋める。友情に助けられたレナだったが、やがて疑心暗鬼に囚われ、仲間たちを信頼できなくなっていく。そんな時、山中で倒れたレナは、看護士の鷹野三四(川原亜矢子)に助けられる。鷹野は、この村で毎年行われる伝統行事“綿流し”の後、1人の死者と1人の行方不明者が出るという“雛見沢事件”を密かに調べていた。鷹野から雛見沢事件に関わる“オヤシロさまの祟り”の正体が書かれているというスクラップブックを預かるレナ。そして、今年の“綿流し”翌日。1人の男性が死体で発見され、鷹野が行方不明に。スクラップブックの内容を信じたレナは、さらなる疑心暗鬼に陥り、追い詰められる。やがて、ある決意を胸に、圭一たちクラスメイト全員を人質に学校を占拠する。追い詰められたレナを救うため、必死に説得を行う圭一。心を開こうとしないレナと圭一は、決闘ですべての決着を付けることになる。屋上で繰り広げられた死闘の末、レナの疑いは晴れる。だがその時……。
「ひぐらしのなく頃に 誓」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「ひぐらしのなく頃に 誓」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ホラー |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2009年4月18日 |
上映時間 | 108分 |
製作会社 | オヤシロさまパートナーズ(フロントワークス=ジェネオン エンタテインメント=創通=スタジオディーン=講談社=ムービック=ファントム・フィルム=アルケミスト=ヤフー) |
配給 | ファントム・フィルム |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | DTS |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
臨時増刊4月11日号 BLACK KINEJUN | 第3特集 NEW BLOOD ACTORS SPLASH! Interview 前田公輝「ひぐらしのなく頃に誓」 |