解説
岩手県盛岡市の児童養護施設「みちのくみどり学園」の子どもたちを追ったドキュメンタリー。「いのちの作法 沢内「生命行政」を継ぐ者たち」の小池征人監督が、虐待を受けた子どもたちの再生を紡ぎ出す。撮影は「バオバブの記録」の一之瀬正史。盛岡市の北に位置する閑静な住宅地の中にある「みちのくみどり学園」。現在、在園児童の約7割が被虐待児といわれ、県内各地域の親元を離れた子どもたちが集団生活を営んでいる。選んでここを訪れる子どもはいない。ましてや選んで託す親もいない。必然的介入を余儀なくされた家族が分離し、ここから再生のための一歩に踏み出すのである。施設職員は岩手県の様々な地域と連携し、子どもたちの“こころ”の回復に取り組んでいる。一関市室根の太鼓合宿、西和賀町の生活体験合宿、そして、職員と子どもたちの共同作業から生まれる弁論大会。彼らは“人・自然・文化”のつながりを活かしながら、子どもたちの“こころ”を再生させていく。そしてそこには、冬の厳しさを越え鮮やかな生命を芽吹かせる葦の若芽“葦牙(あしかび)”の如く力強く生きている子どもたちの姿があった……。
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ユーザーレビュー
「葦牙 あしかび こどもが拓く未来」のストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「葦牙 あしかび こどもが拓く未来」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「葦牙 あしかび こどもが拓く未来」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2009年11月21日 |
上映時間 | 113分 |
製作会社 | 記録映画「葦牙―あしかび―」制作委員会 |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
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