解説
殺人事件の死刑囚とその被害者の婚約者だった女が互いに惹かれ合っていく姿を描く禁断の純愛ドラマ。小嵐九八郎の同名小説を原作に、「TOKYO JOE マフィアを売った男」の奥山和由が製作、詩人の御徒町凧が初監督を務める。出演は「クライマーズ・ハイ」の尾野真千子、「ラストゲーム 最後の早慶戦」の久保田将至、「20世紀少年〈最終章〉ぼくらの旗」の佐野史郎など。
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【DVD】真幸くあらば
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「真幸くあらば」のストーリー
南木野淳(久保田将至)は、遊ぶ金欲しさに空き巣に入った家で、居合わせたカップルを衝動的に殺害、一審で死刑を宣告される。しかし、彼は検察と争うことを是とせず、弁護士(佐野史郎)が提出した控訴を自ら取り下げ、そのまま死刑囚として投獄される。そんなある日、独房に佇む彼のもとに突然、クリスチャンの女性が面会に訪れる。川原薫(尾野真千子)と名乗るその女は、淳が殺した男性の婚約者だった。淳が忍び込み、殺人を犯したのは、その男と、薫とは別の女との逢引の現場だったのだ。婚約者を殺害した憎むべき男であるとともに、婚約者の不実を暴き、それを裁いた男。薫は何故か、そんな両義的な存在である淳に徐々に惹かれ始めていった。一方、幼いときから愛を知らずに育った淳も、薫によって生きる喜びを知り、ひとを愛するということに目覚めていく。だが、二人は厳重な監視が付いた面会室の中、アクリル越しでしか話すことができない。互いに求め合う淳と薫は、薫が差し入れる聖書に小さな文字で書き込みをし、互いの思いを伝え合う“秘密の通信”を開始する……。
「真幸くあらば」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「真幸くあらば」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2010年1月9日 |
上映時間 | 91分 |
製作会社 | 「真幸くあらば」製作委員会(制作 東北新社クリエイツ) |
配給 | ティ・ジョイ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 不明 |
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