解説
百田尚樹の同名青春小説を「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男監督が映画化。ボクシングにかける二人の高校生の友情や葛藤、栄光と挫折を描く。出演は「猿ロック THE MOVIE」の市原隼人、「ソラニン」の高良健吾、「おと・な・り」の谷村美月、「掌の小説」の香椎由宇、「交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦」の筧利夫など。
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「ボックス!(2010)」のストーリー
鏑矢義平こと“カブ”(市原隼人)は、大阪の高校の体育科に通うボクシング部のエースにしてやんちゃな天才ボクサー。カブの幼なじみで気弱な優等生・木樽優紀こと“ユウキ”(高良健吾)も、彼の強さに憧れてボクシングを始める。怠け者だが天性のボクシングセンスを持つカブは試合でもいきなり連戦連勝。誰の言うことも聞かないマイペースな彼だったが、先輩のために体を張る仲間思いな一面も持ち合わせていた。そんなカブのサポートもあり、ユウキはただ強くなりたい一心と持ち前の生真面目さで日々鍛錬を積み重ねていく。二人の成長を見守るのは、カブに恋心を抱き、押しかけマネージャーとなった丸野(谷村美月)、不本意ながらも新たにボクシング部の顧問となった英語教師の耀子(香椎由宇)、そして秘められた過去を持つボクシング部顧問の沢木(筧利夫)だった。沢木の指導もあって、ユウキは高校ボクシング界で無敵を誇るカブに一歩一歩近づいていく。やがて、ライバルとして二人が拳をぶつけ合う日が訪れる。熱戦の末、勝利を手にしたのは意外にもユウキであった。しかし、カブは悔しさを噛み締めながらも、ユウキの成長を心から祝福する。栄光と挫折の中に見出した真実の友情は、二人を新たなるステージへと向かわせることとなった。超高校級の無敗のモンスターと恐れられる稲村を倒すため、カブとユウキは更に過酷な特訓を続けていく……。
「ボックス!(2010)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ボックス!(2010)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2010年5月22日 |
上映時間 | 126分 |
製作会社 | TBS=東宝=電通=MBS=IMJエンタテインメント=S・D・P=アプレ=CBC=WOWOW=ハピネット=RKB=Yahoo Japan!=太田出版(制作プロダクション IMJエンタテインメント) |
配給 | 東宝 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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2010年6月上旬号 | HOT SHOTS 香椎由宇「ボックス!」 |