パリ20区、僕たちのクラス
ぱりにじゅっくぼくたちのくらす THE CLASS- 上映日
- 2010年6月12日
- 製作国
- フランス
- 制作年
- 2008
- 上映時間
- 128分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
フランスの国語教育の現場をドキュメンタリー・タッチに描く群像劇。演技経験のない出演者たちの自然な演技と先の読めない脚本が評価され、第61回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞。監督は、「ヒューマンリソース」のローラン・カンテ。出演は、元教師で本作の原作『教室へ』著者のフランソワ・ベゴドー。
ユーザーレビュー
「パリ20区、僕たちのクラス」のストーリー
パリ20区にある中学校の教室。始業のベルが鳴っても、24人の生徒たちはなかなか席に着こうとせず、全員着席するのに15分はかかる。そのうえ教師に注意されるまで、帽子も脱ごうとしない。しかし彼らは、教師の言い間違いは嬉々として指摘する。そんな生徒たちに囲まれた国語教師のフランソワ(フランソワ・ベゴドー)は、この中学校で4年目になる新学年を迎えていた。移民も多いこのクラスの生徒たちは、出身国、生い立ち、将来の夢もみんな異なる。フランソワは彼らに、正しく美しいフランス語を教えようとするが、スラングに親しんでいる生徒たちは反発する。フランソワは国語を、生きるための言葉を学ぶこと、また、他人とのコミュニケーションを学び、社会で生き抜く手段を身につけることだと考えている。フランソワは生徒たちに言葉が持つ力を教えるため、彼らとの何気ない対話ひとつひとつも授業のうちと考え、真剣に向き合っていく。フランソワは24人すべての生徒に真正面から対峙し、悩んだり葛藤したりする。生徒たちを人として対等に扱おうとして、その未成熟さに苛立ちを抱くこともある。一方の生徒たちはそんなフランソワに、率直なことばや態度で応じていく。様々な個性を持つ生徒たちは、この1年間で何を学んでいくのだろうか。
「パリ20区、僕たちのクラス」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「パリ20区、僕たちのクラス」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 2008 |
公開年月日 | 2010年6月12日 |
上映時間 | 128分 |
製作会社 | Haut et Court |
配給 | 東京テアトル(提供 東京テアトル=ツイン=朝日新聞社) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
公式サイト | http://class.eiga.com/ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2010年7月上旬号 | REVIEW 外国映画 「パリ20区、僕たちのクラス」 |
2010年6月下旬号 |
「パリ20区、僕たちのクラス」 ローラン・カンテ監督インタビュー 「パリ20区、僕たちのクラス」 作品評 |