解説
「鮫肌男と桃尻女」の石井克人の脚本を「アニマトリックス」の一編「ワールド・レコード」を手掛けた小池健が監督したSFカーアクションアニメ。手描きにこだわり、製作期間7年を賭けた入魂の作品。声の出演は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の木村拓哉、「フラガール」の蒼井優、「劔岳 点の記」の浅野忠信。
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「REDLINE」のストーリー
遥か未来、エアカーが四輪に取って代わろうとする時代。宇宙最速の座を賭けた5年に1度の祭典“REDLINE”の開催が間近に迫っていた。見た目はリーゼントでクールに決めているが、シャイで熱い魂を持つ純情男JP(声:木村拓哉)は、この時代にあっても四輪にこだわるドライバー。そして、子供の頃からREDLINEの表彰台に立つことを一途に夢見てきたジャンクショップの娘ソノシー(声:蒼井優)。少年時代、全身全霊でレースに賭けるソノシーに出会ったJPは、彼女に一目惚れ。いつか振り向かせようと、走り続けてきたのだった。REDLINEは、武器搭載も許される何でもありのカーレース。それでも、“速さだけで勝つ”ことにこだわるJPは、何も持たずに相棒の天才メカニック、フリスビー(声:浅野忠信)が整備した愛車トランザム20000で予選に臨む。だが、彼の車には爆弾が仕掛けられていた。犯人はフリスビー。彼はある事情から親友を裏切り、八百長に協力していたのだ。それを薄々感じながらも、親友を信じてアクセルを踏み込むJP。JPはソノシーと激しいトップ争いを繰り広げるが、計画通りJPの車は大破。ソノシーが優勝を飾る。夢は潰えたかに思えたが、事態は一転。REDLINEの開催地が史上最悪の星“ロボワールド”だと知った出場者が、恐れをなして棄権。JPに出場権が回ってくる。そして、相棒は今回もフリスビー。夢の舞台で親友を裏切らなければならない自分に葛藤するフリスビー。だが、それを知りながらも、ソノシーへの思いを胸にアクセルを踏み込むJP。一方、ロボワールド軍は、REDLINE出場者たちを、外部からの侵入者と見なして抹殺するべく動き出す。ロボワールドの激しい攻撃を受けながらのレースの行方は?フリスビーの思惑は?そして、JPとソノシーの恋の行方は……?絡み合う運命を、限界を超えてJPがぶっちぎる!
「REDLINE」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「REDLINE」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | SF |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2010年10月9日 |
上映時間 | 102分 |
製作会社 | REDLINE委員会(アニメーション制作 マッドハウス) |
配給 | 東北新社 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 不明 |
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