ソウル・キッチン
そうるきっちん SOUL KITCHEN- 上映日
- 2011年1月22日
- 製作国
- ドイツ フランス イタリア
- 制作年
- 2009
- 上映時間
- 99分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
多民族が一緒に暮らすドイツ、ハンブルグのレストランを舞台に、その店に集う人々の人間模様を綴る。監督は「そして、私たちは愛に帰る」のファティ・アキン。ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞受賞作品。主演のアダム・ボウスドウコス(「SHORT SHARP SHOCK」)は、自分の体験を元に本作の脚本も手掛けた。
ユーザーレビュー
「ソウル・キッチン」のストーリー
ジノス(アダム・ボウスドウコス)は、レストラン“ソウル・キッチン”の若きオーナー。庶民的な店で、常連客はいるものの、繁盛からはほど遠い。ある日、ジノスはジャーナリスト志望の恋人ナディーン(フェリーネ・ロッガン)とともに訪れた高級レストランでシェフのシェイン(ビロル・ユーネル)がクビにされる現場を目撃。ジノスは彼をスカウトする。だが、シェインの料理は堅苦しくて常連客に受け入れられず、客足は遠のく一方。そこへ学生時代の友人で今は不動産業のノイマン(ヴォータン・ヴィルケ・メーリング)がやってきて、店を売れと迫る。さらに税務署が、滞納していた税金の代わりにステレオを差し押さえていく。その上、ノイマンの嫌がらせで、衛生局からは手作りのキッチンを1カ月で改善しないと業務停止するとの脅しを受け、やむなく店は一時休業。悩みを相談したいが、ナディーンは仕事ですでに上海。次から次へとジノスに降りかかる災難。ついにジノスは、ナディーンのいる上海へ行くことを決意する。そんなある時、休業中の店で従業員のルッツがバンドのライブリハーサルを始めると、演奏を目当てに人が集まってくる。そこへ、ジノスの兄イリアス(モーリッツ・ブライプトロイ)が刑務所から仮出所してくる。店に出入りするうちにウェイトレスのルチア(アンナ・ベデルケ)に恋をしたイリアスは、仲間とともにDJセットを盗み出し、店で音楽を流す。賑わいを見せるソウル・キッチン。音楽の力とシェインの料理が評判を呼び、連日大繁盛。ジノスは、店をイリアスに任せてナディーンのいる上海へ向かおうと空港を訪れるが、そこで帰省したナディーンと再会。しかも、彼女の隣には中国人の恋人が寄り添っていた。追い打ちをかけるように、店を訪れたノイマンがイリアスを巧みにギャンブルに誘い、店を奪い取ってしまう。“ソウル・キッチン”存続の危機に、ジノスたちは……。
「ソウル・キッチン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ソウル・キッチン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | ドイツ フランス イタリア |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2011年1月22日 |
上映時間 | 99分 |
製作会社 | Corazon International=Dorje Film=Norddeutscher Rundfunk (NDR)=Pyramide Productions |
配給 | ビターズ・エンド |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
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