解説
監督第1作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」が好評を博した俳優ベン・アフレック(「消されたヘッドライン」)が主演も兼ねた監督第2作。ボストン北東部の犯罪多発地帯を舞台に、犯罪グループのリーダーとある女性の出会いをきっかけに生まれる仲間との軋轢、FBIとの攻防を描く。共演は「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー。
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「ザ・タウン」のストーリー
広大なアメリカのどこよりも強盗が多発する街。それが、ボストンの北東部に位置するチャールズタウン。そこに暮らす者たちは、愛と憎しみを込めて、その街を“タウン”と呼んでいた。タグ(ベン・アフレック)は、強盗を親から子へと家業のように引き継がれてゆくこの街から抜け出そうとしていた。しかし、その思いとは裏腹に、今では強盗一味のリーダーに収まり、狭い街角で家族のように血と骨を分け合って育った3人の仲間たちと、ひとつの証拠も残さない完全犯罪に命を張っていた。その日も綿密な計画に従って銀行を襲撃。だが、逃走するまでの間、予定外の人質を取る羽目になる。人質となった支店長のクレア(レベッカ・ホール)がタウンの住民だと知ったダグは、何を見たのかを確認するため、正体を隠して彼女に近づく。決して交わるはずのなかった2人の出会いは、やがてタウンの人々の運命をも変えてゆく。激しい恋に落ちたクレアとの新しい人生を願うダグ。だが、FBI捜査官フローリー(ジョン・ハム)は執拗な追求で一味を追いつめる。一方、タウンを出ていこうとするダグを許さない仲間のジェム(ジェレミー・レナー)。そして、クレアに忍び寄る裏社会の掟。仲間を裏切るか、愛という名の希望を失うのか……。ダグは大リーグスタジアムの襲撃という最も危険な最後の仕事へと向かう。人は生まれ持った宿命から逃れ、人生を変えることが出来るのか……?
「ザ・タウン」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ザ・タウン」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2010 |
公開年月日 | 2011年2月5日 |
上映時間 | 123分 |
製作会社 | Warner Bros. Pictures=Legendary Pictures=GK Films=Thunder Road Pictures |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | ドルビーSRD/DTS/SDDS |
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