再生の朝に ある裁判官の選択
さいせいのあさにあるさいばんかんのせんたく JUDGE- 上映日
- 2011年3月5日
- 製作国
- 中国
- 制作年
- 2009
- 上映時間
- 98分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
中国で実際に死刑になった青年のニュースを基に、刑法改定の狭間で起こった事件に関わった人々の運命を、裁判官の葛藤を軸に描く感動のヒューマンドラマ。監督は、「馬上の法廷」のリウ・ジエ。出演は、「王妃の紋章」のニー・ダーホン、「追憶の上海」のメイ・ティン。2009年ヴェネチア国際映画祭正式出品作品。
ユーザーレビュー
「再生の朝に ある裁判官の選択」のストーリー
1997年、中国の北にある小さな町。法に忠実なベテラン裁判官ティエン(ニー・ダーホン)は、娘を盗難車によるひき逃げで亡くしてから、無気力になっていた。ティエンの判決に恨みを持った者の犯行と言われながら犯人は見つからず、ティエンはこれまで以上に淡々と仕事に没頭していた。同様に娘の死から立ち直れない妻(ジェン・ジェン)は、犬を飼って気を紛らわしていた。ある日、青年チウ・ウー(チー・ダオ)が、車2台の窃盗容疑で搬送されてくる。現行の法では車2台の窃盗は死刑だが、新法では死刑にはならない。ティエンを含む裁判委員会は協議の結果、チウ・ウーに死刑を言い渡す。地元の有力者リー社長(ソン・エイシェン)は、腎臓病を患っている。チウ・ウーが自分の腎臓と適合するとわかると、金の力で合意書に家族のサインを得ようとしたり、死刑執行日を早めるよう裁判所に圧力をかけたりと、移植手術のために根回しを始める。社長のフィアンセ(メイ・ティン)は、そんな彼の姿に疑問を感じる。チウ・ウーは刑務所で食事も睡眠も取らず抵抗するが、告訴するお金がないことと、腎臓を渡せば家族にお金が入ることを知り、死刑を受け入れる。死刑執行の日、処刑場に向かうティエンのなかに、ある想いが芽生えていた。そして彼は、ある行動を起こす。
「再生の朝に ある裁判官の選択」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「再生の朝に ある裁判官の選択」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 中国 |
製作年 | 2009 |
公開年月日 | 2011年3月5日 |
上映時間 | 98分 |
製作会社 | 3C Films Co. |
配給 | アルシネテラン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 不明 |
カラー/サイズ | カラー |
音量 | 不明 |
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