解説
メキシコを舞台に、ハーブ研究家の母とシングルマザーの娘、それぞれの生き様と母娘の間の隠された物語を描く。出演は「アベルの小さな世界」のウルスラ・プルネダ、「イノセント・ボイス 12歳の戦場」のオフェリア・メディーナ。デビュー作「Lola」以来、国際的に高い評価を受けてきたマリア・ノバロ監督の日本初公開作品。
ユーザーレビュー
「グッド・ハーブ」のストーリー
ダリア(ウルスラ・プルネダ)はコミュニティラジオのパーソナリティを務めるシングルマザー。母のララ(オフェリア・メディーナ)には内緒で、既に母と離婚している父から幼い息子コスモの養育費を援助してもらっていた。一方、母のララはメキシコでも有数のアステカ時代のハーブ研究者。独立心旺盛で、別れた夫とも娘とも適度な距離を保ち、植物の研究を続けていた。ある日、ララは自宅の鍵がみつからないとダリアに告げる。さらに夜、男が家の中を覗いていたとも。単なる勘違いと思われたが、ララは薬草研究の整理をダリアに託した後、検査を受ける。診断結果はアルツハイマー型認知症。自分が壊れて行く恐怖を落ち着かせるために、自ら研究したハーブを試すララと初めて母との人生を振り返るダリア。だが、2人に残された時間はわずかだった…。
「グッド・ハーブ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「グッド・ハーブ」のスペック
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