解説
007シリーズの作者、イアン・フレミングの若き日を、虚実取り混ぜて描くアクション映画。監督はフェルディナンド・フェアファックス、製作はアイダ・ヤング、エグゼクティヴ・プロデューサーは「燃えつきるまで」のエドガー・J・シェリックとハイム・サバン、脚本は「ボディ・ダブル」のロバート・J・アヴレック、撮影は「リトルマン・テイト」のマイク・サウソン、音楽は「フランス軍中尉の女」のカール・デイヴィスが担当。
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「スパイメーカー」のストーリー
1927年、10歳のイアン・フレミングは、母の愛に飢えた、夢想の世界に遊ぶ少年だった。その反動からか、成長し19歳になったイアン(ジェイソン・コネリー)は、見違えるようなイートン校の問題児となっていた。寄宿舎を追い出されたイアンを、母レディ・イヴリン(パトリシア・ホッジ)は陸軍士官学校に入れるが、そこでも問題を起こし、結局ロイター通信社へ就職した。語学堪能なことを見込まれ、モスクワでのスパイ容疑者裁判の取材に赴く。裁判の真相を書いた記事のため、銃殺の危機に陥るが、胸ポケットの鉛の兵士のおかげで命拾いする。ロンドンに帰還したイアンは海軍に協力を要請される。母の干渉の息抜きに訪れたパリのカジノで、ナチスの大物ヘルスタイン(ジョス・アックランド)と出くわし、ロンドンへ戻ったイアンを待っていたのは、情報活動のための特殊コマンド訓練だった。リスボンで重要書類を手に入れたイアンに、ドイツ情報部資料本部のハルムスタッド城奇襲攻撃の命令が下り、イアンらコマンド部隊は、ヘルスタインをロンドンに連行することに成功したのだった。
「スパイメーカー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「スパイメーカー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1990 |
公開年月日 | 1992年10月31日 |
製作会社 | サバン=シェリック・プロ作品 |
配給 | シネセゾン |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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