解説
瞬時に場所を移動する“テレポート”能力を持った孤独な少年が、行き場のない少女と出会い、珍騒動を繰り広げる中で自分を見つめ直してゆく。出演は「告白」の清水尚弥、「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」の平愛梨。学生時代に「Mogera Wogura モゲラウォグラ」を監督した草野翔吾の商業映画デビュー作。
ユーザーレビュー
「からっぽ(2012)」のストーリー
家族も友達もお金も、存在感すらもない高校生・加藤小判(清水尚弥)。彼が持っているものは、ただひとつ。誰からも存在を意識されていない時、本当にその場から存在を消す“テレポート”能力だった。しかし、それはただ場所を移動できるだけでなく、テレポート先では全裸になってしまうというおまけつき。そんな能力が役に立つことはなく、使えば小判の孤独を証明するだけであった。ある日、家を追い出された小判は、誰もいないはずのテレポート先でシーナ(平愛梨)という女性に出会う。家のないシーナは、小判の能力に興味を持ち、それを利用することを思いつく。こうして、帰る場所を失った2人の奇妙な共同生活が始まった。同じ頃、町はにわかに活気づいていた。スーパーの防犯カメラに、“白い河童”が映し出されていたのだ。それはテレポートで全裸になった小判だったのだが、誰1人としてそれに気づくことはなく、話を聞いたまちづくり委員の面々は、“白い河童”に賞金を懸けて町に活気を取り戻そうとするが……。
「からっぽ(2012)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「からっぽ(2012)」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2012年6月16日 |
上映時間 | 118分 |
製作会社 | ガフ |
配給 | ガフ |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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