解説
“食べるラー油”の原点である“石垣島ラー油”を生み出した夫婦をモデルに「僕らはあの空の下で」の平林克理監督が映画化。中国人の夫との遠距離恋愛から国際結婚、石垣島に移住した夫婦の帰化申請を巡るエピソードなどが美しい自然を背景に描かれる。出演は「八日目の蝉」の小池栄子、台湾で活躍するワン・チュアンイー。
ユーザーレビュー
「ペンギン夫婦の作りかた」のストーリー
東京でフリーライターとして働く歩美(小池栄子)と、同じく東京の出版社でカメラマンとして働く中国人のギョウコウ(ワン・チュアンイー)は遠距離恋愛を経て5年前に晴れて国際結婚するが、その後、ギョウコウが勤めていた出版社が倒産、彼は職を失ってしまう。ところがそんな家計の“ピンチ”を“ラッキー”と捉えるポジティブな性格の歩美は、気晴らしに石垣島旅行を提案。石垣島に降り立った二人は、どこまでも続く青い空と青い海、そして美味しすぎる料理に魅了され、そのまま石垣島に移住することを決めてしまうのだった。歩美は料理店で、ギョウコウはウコン畑で働き、新しい土地での生活がスタート。そんな中、もともと料理好きの二人は、あるイベントをきっかけに石垣島の食材を使ったまったく新しいラー油を作ろうと思い立ち、島唐辛子、ピパーチ、ウコンなど石垣島の食材にこだわった“石垣島ラー油”を誕生させる。だが苦労を重ね、気持ちを込めて作ったラー油だったが、ひとつも売れない。それでも前向きな二人に新たなチャンスが舞い込んでくる……。やがて、石垣島での生活に慣れ、ラー油も順調に売れるようになった頃、ギョウコウは本当の意味で歩美と夫婦になりたいという願いから、中国から日本へ国籍を移すため帰化申請をしようと決意するが……。
「ペンギン夫婦の作りかた」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ペンギン夫婦の作りかた」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2012年10月20日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | 「ペンギン夫婦の作りかた」製作委員会(リッツプロダクション=VAP=ユナイテッド・シネマ=KDDI=ダブ=ブレス=スターキャスト・ジャパン)(製作プロダクション ダブ) |
配給 | プレシディオ(配給協力 ユナイテッド・シネマ=リッツプロダクション) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://www.penguinfufu.jp/ |
コピーライト | (C)2012ペンギン夫婦の作りかた製作委員会 |
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