解説
ジェームズ・クルーズが「駅馬車(1925)」「ホリウッド」に続いて監督製作した作品で、原作はハリー・レオン・ウィルソンの小説及び舞台劇に基づいたもの。ウィルスンはアメリカ著名の劇作家で、ウィルスンの「活動のマートン」は数年間舞台上で大当たりをとり、パラマウントが近く映画化する事に決定している。この映画の主役はパラマウントの俳優として初お目見えのエドワード・ホートン、「幌馬車」のアーネスト・トーレンスとロイス・ウィルソンの3人で、その他「ふるさとの家」出演のフリッツィ・リッジウェイ、「一時間六十仙」等出演のチャールズ・オーグル等老巧なところも大勢出演している。
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ユーザーレビュー
「男子改造」のストーリー
太平洋岸の西北部にレッド・ギャップという小さな町があった。物語はまだ西部の開けない殺伐未開の時代に起こる。この町では、やっと人々も落ち着いて、町らしい町になりかかっていた。エフィー夫人の夫なるカズン・エグバートは、しかし今までどおりの無骨者で、エフィーの思うように、1日や2日では紳士には成れぬと考えていた。エフィーは夫に礼儀という磨きをかけようと、ヨーロッパへ連れていって、イギリスの紳士の下男ラッグルスを雇った。レッド・ギャップへ帰って来て、エグバートはラッグルスを大佐として人々に紹介した。町の新聞はラッグルス大佐歓迎の記事をデカデカに書いた。ラッグルスは一躍町の人気ものになる。ラッグルスの前の主人ジョージ・ベイジングウェルはこの町へ来る途中汽車の中でケートという娘に会って恋に陥った。ケートの父はクロンダイクで酒場を経営して大金を儲けたという人物なので、これを知ったラッグルスは早速ジョージの兄なるブリンステッド伯爵に電報を打ってこの事を報告し、レッドギャップへ来て2人の結婚を止めてくれと頼んでやった。ラッグルスはこの間にエミリーという娘と恋を楽しんでいた。伯爵は電報によってこの町へ来たが、ケートに自分が恋してしまった。かくして、伯爵とケート、ラッグルスとエミリーの2組の結婚が、盛大に催されることとなった。
「男子改造」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「男子改造」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1923 |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント支社 |
レイティング | |
カラー/サイズ | モノクロ |