解説
宝石密輸を企てた3人の男女の逃亡と追跡を描くコメディ・ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはケアリー・ブロカウ、製作はキャシアン・エルウェス、監督は「バラの刻印」のロバート・ドーンヘルム、脚本はトーマス・マクゲーンとジム・ハリソンの共同、撮影はブライアン・ダッガン、音楽はトム・バーラーが担当。出演はキース・キャラダイン、サリー・カークランドほか。
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「チキンハート・ブルース」のストーリー
モンティ(キース・キャラダイン)とケニー(トム・ウェイツ)、そしてモンティに首ったけのモリーン(サリー・カークランド)の3人は、メキシコからアメリカヘ、宝石を馬の腹の中へ埋め込んで密輸しようと企む。ところが国境を越えたあたりで、モンティがひとり馬に乗って逃亡する。うるさく結婚を迫るモリーンと、偏執狂的要素のあるケニーとの関係に嫌気がさしたからである。モンティは一人娘のローズマリー(アンバー・バウアー)とまともな生活を送ろうと、モンタナに住む弟夫婦のもとに身を寄せる。モンティの連れてきたチャンピオン馬を見て、弟バック(ビル・プルマン)と彼の妻ローラ(キャスリーン・ヨーク)は、運が向き始めたと喜ぶが、一方でこのトラブル・メーカーの登場に不安を抱いていた。一方モンティを追ってモンタナにやって来たケニーとモリーンは、彼と娘がカウボーイ・ショップで買い物をしているのを見つけて後を追うが、ふたりを不審がるその店の主人(メーコン・マッカラム)によって保安官(リップ・トーン)に通報される。その夜、ケニーとモリーンに押し込まれたモンティは、彼女との結婚を約束することになる。ふたりの結婚式を聞きつけた保安官は、牧師に変装して式に乗り込み、モンティとモリーンを逮捕する。その頃ケニーは、バックを脅迫して馬を預かっている精肉場へ向かうが、バックの逆襲にあい、馬の溶解液の中に転落してしまうのだった。
「チキンハート・ブルース」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「チキンハート・ブルース」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1989 |
公開年月日 | 1990年6月23日 |
製作会社 | アヴェニュー・ピクチャーズ作品 |
配給 | アスミック |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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