解説
不良少年たちの心に灯った動物への慈悲は、残酷な結末を招いてしまう。製作・監督は「招かれざる客」のスタンリー・クレイマー、グレンドン・スウォースアウトの原作をマック・ベノフが脚色、撮影はミシェル・ユーゴー、音楽はバリー・デヴォーゾンとペリー・ボトキン・ジュニア、編集はウィリアム・ライオンが各々担当。出演はバリー・ロビンズ、ビル・マミー、マイルズ・チャピン、ボブ・クレイマー、マーク・バハニアン、ダレル・グレイザーなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「動物と子供たちの詩」のストーリー
頑健な身体を造るためのアリゾナ州ボックスキャニオン、ボーイズ・キャンプの中にコットン(バリー・ロビンズ)、テフト(ビル・マミー)、シェッカー(マイルズ・チャピン)、ラリー兄弟(ボブ・クレイマー、マーク・バハニアン)、グッデナウ(ダレル・グレイザー)の落第グループが混じっていた。まともなのはコットン1人で他の5人は何をやらしても失敗ばかり。6人の親たちはいずれも旅行がちだったり、離婚したり、仕事に忙しくて子供は放任しっぱなしで、すっかり見離されている。キャンプでもやっかいものだった。ある日、野牛牧場で野牛たちが遊技狩猟の目的で射殺されるのを目撃した6人はショックを受け、監視の目を盗んで野牛たちを逃がしてやろうと決意したのだ。かなり遠い牧場への途中、トラックを失敬した彼らが、山や谷を越え、牧場までもう少しというところでガソリンが切れてしまった。6人はくじけそうになりながらも、コットンをリーダーに力を振り絞って丘を登り切ると、下に野牛牧場が広がっていた。6人は早速、柵を壊して野牛を追い立てた。ところが野牛はいつまでも柵のまわりをウロウロしている。いらだったコットンが車に飛び乗り野牛の群れに突っ込んだ。その時騒ぎを聞き付けたハンターたちがやってきて、一斉に銃を発砲した。しかし射たれたのは運転中のコットンだった。
「動物と子供たちの詩」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「動物と子供たちの詩」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1971 |
公開年月日 | 1972年3月4日 |
製作会社 | スタンリー・クレイマー・プロ作品 |
配給 | コロムビア |
レイティング | |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1972年1月上旬新年特別号 | 旬報試写室 動物と子供たちの詩(うた) |
1972年3月下旬号 | 外国映画紹介 動物と子供たちの詩 |
1972年4月上旬春の特別号 | 映画批評 動物と子供たちの詩 |