解説
「若草の歌」のアンドリュー・L・ストーンが自身製作、監督した1944年ショー映画でフレデリック・ジャクスン「若草の歌」のストーリーから、ドロシー・ベネットが脚色している。撮影はJ・ペヴァレル・マーレー「夜も昼も」と、ジョン・J・メスコール「永遠の調べ」、音楽はマーロン・メリックが監督している。戦後初登場のエリナー・パウエル「踊る不夜城」、「囁きの木蔭」のデニス・オキーフ、「レベッカ」のC・オーブリー・スミス「狂恋の果て」のユージーン・パレットの他、ウディ・ハアマン楽団、キャブ・キャロウェイ楽団、W・C・フィイルズ、ソフィ・タッカアらが登場する。
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「ニューヨークの饗宴」のストーリー
踊り子ジニイ・ウォオカア(エリアナ・パウェル)は、興行師ガス・クレイン(ユージン・ポレット)の大のお気に入りであった。彼女の才能を見込んでいたガスは、息子ガス・ジュニア(デニス・オキーフ)をさしおいて、彼女を自分のショーのプロモーターにした。ジュニアはジニイのやり方があまりに俗受け一方だとすっかりおかんむりであったが、彼女はバレエとサーカスを一緒にした大フロア・ショーを開催したり、キャブ・キャロウエイ楽団らの演奏を映画に収めてタイムス・スクウェアで上映したりW・C・フィイルズらベテラン達を集めたクラブを作ったりしてニューヨーク児を驚かし続けた。この間にもシニイとジュニアの仲違いは直らなかったが、ついに彼が陸軍に入隊することに決まった時、ショーマンの大成功者としての彼女との反目は止み、お互いに秘めた胸中を告げ合うのであった。
「ニューヨークの饗宴」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ニューヨークの饗宴」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1944 |
公開年月日 | 1951年8月4日 |
製作会社 | A・L・ストオン映画 |
配給 | 映画配給社 |
レイティング |
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