解説
ジョージ・アクセルロッドが製作・脚本を担当し、「パリで一緒に」のリチャード・クワインが監督したコメディ。撮影はハリー・ストラドリング、音楽は、ニール・ヘフティが担当した。出演は「ヤムヤム・ガール」のジャック・レモン、「黒いチューリップ」のヴィルナ・リージ、「おかしな、おかしな、おかしな世界」のテリー・トーマス、エディ・メイホフ、クレア・トレヴァーなど。
ユーザーレビュー
「女房の殺し方教えます」のストーリー
スタンリー(ジャック・レモン)は独身で売れっ子の漫画家。彼の用心棒チャールズ(テリー・トーマス)はよく働いてくれる便利な男。ある日スタンリーは独身クラブのパーティに出席した。宴たけなわで酔ったスタンリーが、失恋した男の持っていた結婚指輪をアトラクションに出演したフォード(ヴィルナ・リージ)の指にはめてしまった。翌朝、めざめて隣に寝ているフォードに驚いた。アルコールのせいで彼女に贈ったのだ。彼女はイタリア代表として参加したビューティ・コンテストに落選してショゲ返っていたときなので、彼の申し出を喜んだのだった。英語のよくわからない彼女に、間違って結婚したのだと釈明するのは至難のワザ。そこで弁護士ハロルド(エディ・メイホフ)に離婚の相談をした。だがハロルド夫妻は彼が適齢期なので、この申し入れをつっぱねた。数週間が過ぎた。スタンリーは自分の漫画の中に周囲の人間を入れるクセを持っていた。新しい探偵漫画にもフォードに似た人間を登場させ、その中で彼女を消す完全犯罪を考え、これもクセの実験にとりかかった。フォードそっくりの等身大人形をコンクリートづめにして実験は成功、そのスケッチを夫人が見たのでびっくりし姿を消してしまった。妻が失踪してはじめて彼女を愛していることに気づいた彼は警察に捜索願いを出した。そのころ、工事現場で夫人の衣装が出たので大変、スタンリーは警察から呼び出しをうけた。そして告訴された。ランプソンの珍妙な弁護がはじまった。彼を有罪にするなら世の男性は皆大変な被害者であると。そして彼の無罪が確定するころ、当の夫人があらわれた。2人はもちろん、仲良くなった。
「女房の殺し方教えます」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「女房の殺し方教えます」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1964 |
公開年月日 | 1965年3月13日 |
製作会社 | マーダー・プロ映画 |
配給 | ユナイテッド・アーチスツ |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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