解説
心の底で汚れない愛と自由を求めたヒューマンな犯罪者の姿を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはハル・B・ウォリス、監督はラウール・ウォルシュ、原作・脚本はW・R・バーネット、共同脚本はジョン・ヒューストン、撮影はトニー・ゴーディオ、音楽はアドルフ・ドイッチェが担当。出演はハンフリー・ボガート、アイダ・ルピノほか。
ユーザーレビュー
「ハイ・シェラ」のストーリー
インディアンの農家の息子から凶悪な銀行強盗犯となったロイ・アール(ハンフリー・ボガート)は、8年ぶりに特赦で出所し、仲間のビッグ・マックがお膳立てしているロスの高級リゾート・ホテルの強盗の片棒を担ごうとしていた。若い手下のベイブ・コサック(アラン・カーティス)とレッド・ハタリー(アーサー・ケネディ)の待つキャンプ場へ到着したロイは、彼らが一緒に連れて来た娘マリー・ガーソン(アイダ・ルピノ)が邪魔で仕方ない。また強盗の手引きをするフロント係のメンドーサ(コーネル・ワイルド)の怖気づいている様子も気に懸かる。そんなロイだったが、道中のガンリンスタンドで出会ったグッドヒュー老夫婦の孫娘ベルマ(ジョーン・レスリー)に愛情を抱き、足の悪い彼女の手術代の捻出を申し出たりもした。果たして強盗決行、ロイはパトロール中の警官を射殺、逃亡の際ベイブとレッドは運転をあやまり事故死。マックも心臓発作で死亡、襲ってきた部下のジェイクをロイは射殺、彼も傷を負いながらマリーと逃亡する。その途中、全快したべルマのもとを訪れたロイは、彼女から婚約者を紹介され、裏切られた思いでベルマへの愛を断ち切り、かねてから彼に寄せられていたマリーの愛情に応えるのだった。マリーをバスに乗せ彼女と別れたロイは、車で逃走中強盗で資金稼ぎをし警察の非常線にかかってしまう。ハイ・シェラに追いつめられたロイは、報を知り駆けつけたマリーの見守る中、狙撃手に撃たれ息絶えるのだった。
「ハイ・シェラ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ハイ・シェラ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1941 |
公開年月日 | 1988年12月17日 |
上映時間 | 100分 |
製作会社 | ワーナー・ブラザース作品 |
配給 | 日本ヘラルド |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
音量 | モノラル |