解説
無実の罪を着せられた男の孤独な戦いを描くヒューマンドラマ。監督は、「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア。出演は、「007/カジノ・ロワイヤル」のマッツ・ミケルセン、「セレブレーション」のトマス・ボー・ラーセン。2012年カンヌ国際映画祭で主演男優賞、エキュメニカル審査員賞、ヴァルカン賞を受賞。
ユーザーレビュー
「偽りなき者」のストーリー
離婚と失業の試練を乗り越え、幼稚園の教師という職に就いたルーカス(マッツ・ミケルセン)は、ようやく穏やかな日常を取り戻した。しかしある日、親友テオ(トマス・ボー・ラーセン)の娘クララ(アニカ・ヴィタコプ)の作り話によって、ルーカスは変質者の烙印を押されてしまう。幼いクララの証言を、町の住人のみならず、親友だと思っていたテオまでもが信じて疑わなかった。無実を証明できる手立てのないルーカスの言葉に、耳を貸す者はいない。仕事も親友も信用も失ったルーカスは、小さな町ですっかり孤立してしまう。彼に向けられる憎悪と敵意はエスカレートし、一人息子のマルクス(ラセ・フォーゲルストラム)にまで危害が及ぶ。ルーカスは、無実の人間の誇りを失わないために、ひたすら耐え続ける生活を余儀なくされる。クリスマス・イブ、追い詰められたルーカスはある決意を胸に、町の住人たちが集う教会へ向かう……。
「偽りなき者」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「偽りなき者」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | デンマーク |
製作年 | 2012 |
公開年月日 | 2013年3月16日 |
上映時間 | 115分 |
製作会社 | Zentropa Entertainments |
配給 | キノフィルムズ |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | http://itsuwarinaki-movie.com/ |
コピーライト | (C)2012 Zentropa Entertainments19 ApS and Zentropa International Sweden. |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2013年4月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「偽りなき者」 |
2013年3月下旬号 |
UPCOMING 新作紹介 「偽りなき者」 キネ旬セレクト 「偽りなき者」 |