最愛の大地
さいあいのだいち In the Land of Blood and Honey
解説
収監された者と将校という立場で再会するかつての恋人同士を軸に、戦いに翻弄される人々を描いたドラマ。監督・脚本は「17歳のカルテ」で第72回アカデミー賞助演女優賞を受賞した女優アンジェリーナ・ジョリー。本作が初めての長編監督作品となる。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で人間の盾として利用され踏みにじられてきた女性たちの話を聞き、自身の手での映画化に踏み切った。現ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ出身のザーナ・マリアノヴィッチが収容所に収監される女性を、「96時間」のゴラン・コスティッチがセルビアの将校を演じている。第69回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネート作品。
ユーザーレビュー
「最愛の大地」のストーリー
ユーゴスラビアの解体を契機としてボスニア・ヘルツェゴビナ独立の機運が高まる一方、これに反対するセルビア人との衝突が勃発。そして1992年、とうとう内戦状態となる。セルビア陣営の兵士に捕まったアイラ(ザーナ・マリアノヴィッチ)は、収容所に連行され、人間としてそして女性としての尊厳を踏みにじられるような日々を過ごす。かつてアイラの恋人だった将校のダニエル(ゴラン・コスティック)は、彼女を助けるために、画家として自分の肖像画を描くよう任じる。地獄から抜け出したアイラがダニエルの肖像画を描くうちに、二人の愛は再燃する。しかしそんな二人をよそに、戦況は一層厳しくなっていく……。
「最愛の大地」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「最愛の大地」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 戦争 社会派 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2011 |
公開年月日 | 2013年8月10日 |
上映時間 | 127分 |
製作会社 | GK Films |
配給 | 彩プロ(提供 彩プロ=カラーズエンターテインメント) |
レイティング | R-15 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | http://saiainodaichi.ayapro.ne.jp/ |
コピーライト | (C)2011 GK Films,LLC.All Rights Reserved |
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