スノーピアサー
すのーぴあさー Snowpiercer
解説
「母なる証明」「殺人の追憶」のポン・ジュノ監督が、フランスのコミック『LE TRANSPERCENEIGE』を映画化。氷河期に突入した近未来、人類唯一の生存場所となった列車内での階級差別に耐え切れなくなった者たちが反乱を起こすSFアクション。貧困層の乗る列車最後尾から革命を企てるリーダーを「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」や「アベンジャーズ」でキャプテン・アメリカに扮したクリス・エヴァンスが、列車を作った権力者を「ポロック 2人だけのアトリエ」のエド・ハリスが演じるほか、「エレファント・マン」のジョン・ハート、「殺人の追憶」のソン・ガンホ、「フィクサー」のティルダ・スウィントンら錚々たる俳優陣が集結している。
「スノーピアサー」のストーリー
地球温暖化がますます深刻になっていき、2014年7月1日、気温を最適なレベルに保つために79カ国により人工冷却物質CW-7が散布された。しかしこれが仇となり、雪と氷が地球を覆い氷河期へ突入した。永久不滅のエンジンを搭載し1年かけ地球一周する列車スノーピアサーに全てが凍る前に乗り込んでいた者以外は死に絶えてしまった。それから17年後の2031年、人類唯一の生存場所であるスノーピアサーは、無賃車両の最後尾車両は貧困層の人々が押し込められ、皆食料を満足に得ることができず飢えていた。その一方で富裕層の人々がいる豪華な前方車両では、氷河期になる前と変わらない暮らしが続いていた。そしてスノーピアサーを開発したウィルフォード産業のウィルフォード(エド・ハリス)が絶対的権力を握っていた。最後尾車両にいるカーティス(クリス・エヴァンス)はエドガー(ジェイミー・ベル)ら仲間とともに、悲惨な現状を変えるために革命を目論み、ウィルフォードのいる先頭車両を目指す……。
「スノーピアサー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「スノーピアサー」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2014年3月下旬号 | 宇田川幸洋の映評ジョッキー 映画とコトバの間にはふかくて暗い河がある? 第45回 「スノーピアサー」 |
2014年3月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評 「スノーピアサー」 |
2014年2月下旬決算特別号 | UPCOMING 新作紹介 「スノーピアサー」 |
2014年2月上旬号 |
「スノーピアサー」 インタビュー ポン・ジュノ(監督) 「スノーピアサー」 コラム 「スノーピアサー」を楽しむための3つのグリップ (1)ポン・ジュノが覗く暗くて狭い穴 「スノーピアサー」 コラム 「スノーピアサー」を楽しむための3つのグリップ (2)地球の縮図を一番弱いものの視点から描く作家性 「スノーピアサー」 コラム 「スノーピアサー」を楽しむための3つのグリップ (3)ふたりの盟友ソン・ガンホ、コ・アソン |
2014年1月上旬号 | 【巻頭特集】いますぐ見たい! 年末年始映画23本一挙プレビュー まだまだつづく! 新作映画一挙18本プレビュー 「スノーピアサー」 |
2013年6月上旬号 | [巻頭特集]コリアン・シネマの森にまよって 速報 待望、ポン・ジュノ監督最新作「スノーピアサー(原題)」を探る |